知らなかった。「エアコンがない部屋」でも快適に過ごす2つのワザ「想像以上に涼しい」
エアコンがない部屋での夏、どう乗り切っていますか? 設置できない、工事待ち、予算が足りない……など理由はいろいろ。じつはそんな悩みを解決してくれる涼感テクがあるんです。SNSで話題の方法を試してみたら、予想以上に快適だったのでご紹介します!
【画像で確認】→ 想像以上に涼しい…!「エアコンがない部屋」でも快適に過ごすテク
エアコンなしでも快適に過ごしたい!
夏になると、「この部屋にもエアコンが欲しい……」と思う瞬間、ありますよね。筆者も「寝室用にもう1台あればいいのに」と思いつつ、費用のことを考えて諦めていたところでした。
そんなときSNSで発見したのが、扇風機を使った“簡易冷房ワザ”。大がかりな準備も必要なく、家にあるものでパッと実践できるという手軽さが魅力です。早速試してみることにしました。
エアコンがなくても涼しく過ごす裏ワザ2選
今回ご紹介するのは、扇風機×保冷剤、扇風機×濡れタオルの2つの裏ワザです。
1:保冷剤を使ってひんやり冷風をつくる方法
1つ目は、扇風機と保冷剤の組み合わせ。扇風機の後ろに保冷剤を設置することで、冷気を含んだ風を送り出してくれます。
保冷剤の置き場所には、百円ショップなどで手に入る小さめのカゴを使うのがおすすめですよ。
カゴを扇風機の背面に取りつけ、その中に保冷剤を入れます。
このとき、保冷剤の下にタオルを敷いておくと、水滴が扇風機本体に落ちるのを防げて安心です。水が直接モーター部などに触れると故障や漏電の原因にもなりかねないため、安全面からもこのひと手間は大切。
ちなみに、保冷剤を扇風機の後ろに設置するのは、扇風機が後ろから空気を取り込んで前に送る構造になっているためです。背面に冷たい空気をつくることで、前に出る風も自然とひんやりするそうです。
2:濡れタオルを使って気化熱で涼しくなる方法
もうひとつの方法は、濡れタオルを扇風機の前にかけるテクニック。
気化熱を利用して空気を冷やすこの方法も、想像以上にひんやりします。タオルが乾く過程で周囲の熱を奪い、自然と気温が下がる仕組みです。
ただし、濡らしすぎると水滴が垂れて床が濡れてしまうので、湿り具合の調整も気をつけてみてくださいね。また、タオルが扇風機の羽に当たらないように注意しましょう。
暑さ対策はムリせず自分に合う方法で
エアコンが使えない環境でも、身近なアイテムで涼しさを手に入れる工夫はできます。ただし、これらの方法はあくまで一時的な対策。高温多湿が続く日は、熱中症のリスクも高まります。
エアコンが使える環境なら、無理せず冷房を取り入れながら、こまめな水分補給や休憩もお忘れなく。体を第一に、無理のない暑さ対策を心がけてくださいね。
一色都子/元・オフィスワーカーのママライター