【ファビオのパスタ献立】即席パンチェッタのローマ風カルボナーラ
おうちがイタリアンレストランに早変わり! 美しいイタリア料理をSNSで発信し、料理好きの間で大人気のファビオさんが、おしゃれでおいしいパスタを紹介します。
卵とチーズで軽やかに仕上げるのがローマ風。パンチェッタのうまみが引き立ちます。
【レシピ】即席パンチェッタのローマ風カルボナーラ
1 即席パンチェッタをつくる。バットに豚肉を並べ、塩小さじ1/6(1g/豚肉の重量の1%)、黒こしょう少々をふって15分間ほどおく(写真下)。水けをよく拭き、1枚を3等分に切る。
余裕があれば、一晩(6~8時間)おくと、うまみがより凝縮しておいしくなる。
2 ボウルに卵を割り入れ、粉チーズを加えて混ぜ合わせる。
3 鍋に湯2リットルを沸かし、塩大さじ1と2/3(30g/湯の量の1.5%)を入れ、スパゲッティを袋の表示より1分間短くゆでる。
4 フライパンに1とオリーブ油少々を入れて中火にかけ、時々混ぜながら、カリカリになるまで6分間ほど焼く。3のゆで汁カップ1/2を加えて火を止める。
5 スパゲッティを湯をきって4に加え、中火で1分間炒める。火を止めて2を加え、手早くあえる。再び中火にかけ、ソースがトロッとするまで、フライパンを揺すりながらからめる。器に盛り、黒こしょうをたっぷりとふる。
【教えてくれた人】ファビオ(ふぁびお)
ドイツ、イタリアで研さんを積み、現在はパスタ、肉料理をメインにSNSでレシピを発信するイタリア料理人。丁寧なつくり方、巧妙なアイデア、本格的なおいしさで話題の的に。
撮影・木村 拓(東京料理写真)
スタイリング・肱岡香子
NHKテキスト『きょうの料理』2024年6月号より抜粋