火災情報 3月中 伊賀市で13件、名張市で6件
3月中、三重県伊賀市では13件(建物1、林野3、その他9)、名張市では6件(その他5、未分類1)の火災が発生。火災によって1人が死亡し、3人が負傷した。
伊賀市では、21日に玉瀧、25日に東谷、27日に喰代で林野火災が発生するなど、市消防本部が3月初旬から月末まで「枯草火災多発非常事態宣言」を発出したほど火災が頻発。1日には午後だけで5件のその他火災があり、拡大した火を消そうとして高齢の男性1人が亡くなった。
名張市で発生した6件は、いずれも刈り草やごみの焼却が原因とみられる火災で、計3人がやけどなどのけがを負った。
両市の消防本部、消防団では「まずは各自が火の取り扱いに気をつけ、皆で安全を守っていく意識が大切。少しの火が大きな火災につながり、手に負えなくなるほど燃え広がることもある。十分気をつけて」と注意喚起を続けている。