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ジェームズ・ガン、新スーパーマンの赤パンツをザック・スナイダーに相談していた ─ 「使いたかったけれど、当時はうまくいかなくて」

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新DCユニバースの映画第1弾『スーパーマン』は、監督・脚本のジェームズ・ガンが、おなじみスーパーマン/クラーク・ケントを新たな解釈で描き出すリブート版。コミックに回帰したような赤いパンツ姿は早くから話題を呼んでいたが、これはガン自身も大いに悩んだ末の決断だったことで知られる。

米によると、バーチャル記者会見に登壇したガンは、スーパーマンの赤いパンツについて「試行錯誤をした。何度もやり取りをしました」と明かしている。旧DCユニバースの舵取り役を担った、『マン・オブ・スティール』(2013)のザック・スナイダー監督にも相談していたというのだ。

「(赤いパンツについて)ザック・スナイダーに話したら、“僕もあのパンツは数えきれないほど試したけれど、結局うまくいかなかった”と。僕は“よくわかります”と答えましたよ。(当時は)パンツのことがわかっていませんでした。使いたいとは思っていたけれど、うまくいかなかったんです。実際にスーツを見てみたら、すごくカラフルで、トランクスを履いていて……。」

そのとき、赤いパンツを気に入ったのがスーパーマン役のデイビッド・コレンスウェットだったことは以前にもガンの口から語られている。ガンが衣裳を見ながら「どう思う? すごくカラフルだね」と口にしたところ、コレンスウェットは「すごくいい」と答えたそうだ。「僕は宇宙から来た異星人で、空を飛び、ビルを持ち上げ、レーザー光線を発射して物を溶かす。子どもたちに怖がられないために、いったい何を着ればいいのかなって」。

コレンスウェットの言葉によって、ガンはスーパーマンというキャラクターを新しい目線で見ることができ、また、彼が役柄のすべてを真剣に捉えていることがわかった。「彼は子どもたちに怖がられたくないと思っている。素晴らしいことだと思ったし、それ以来、このことをずっと心に留めています」とガンは言う。

そしてその意味で、スーパーマン/クラーク・ケントも、これまでガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)で描いてきたような“はぐれ者”なのだという。「あらゆる意味でスーパーマンはアウトサイダーです。別の惑星から来たエイリアンなんですから」。

映画『スーパーマン』は2025年夏公開

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