トロリーバスと電気バスの新旧共演! 立山黒部アルペンルート「のりものデイズ」夏篇・秋篇を開催
「立山黒部アルペンルート」は4月15日から、室堂~大観峰間で「立山トンネル電気バス」の運行を開始しました。その記念として、アルペンルートの乗り物の魅力を体感できるイベント「のりものデイズ」を夏篇・秋篇の2期にわたって開催します。
立山黒部アルペンルートとは?
標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く、世界有数の山岳観光ルートです。ほぼすべての区間が中部山岳国立公園内にあり、富山県中新川郡立山町の「立山駅」から、長野県大町市の「扇沢駅」まで、ケーブルカーやバス、ロープウェイなど 6 つの乗り物を乗り継ぎ、景勝地の数々を通りながら巡ります。立山連峰や黒部ダムの絶景を満喫できる人気ルートで、2025年度の営業期間は4月15日〜11月30日の予定です。
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のりものデイズ 夏篇
6月27日〜7月1日までの夏篇は、標高2,450メートルに位置する室堂ターミナル駐車場を会場として、2024年でその役目を終えた「立山トンネルトロリーバス」と、2025年春に新たに運行を開始した「立山トンネル電気バス」の2台を並べて展示します。
注目は、かつての名車「トロリーバス」のラストラン記念カードと、電気バスの運行開始記念カードが来場特典として配布されること。さらに、期間中は毎日1回、現役運転士による車両解説も実施します。(参加無料・事前予約不要)
のりものデイズ 秋篇
「バスの日(9月20日)」から「鉄道の日(10月14日)」までの秋篇では、アルペンルートを代表する多彩な乗り物が主役に。現役で活躍中の「立山高原バス」や「立山ロープウェイ」など、ルート内の個性豊かな乗り物を楽しめる限定企画やキャンペーンを多数展開予定です。詳細情報は7月上旬の公開になるとのこと。秋の行楽シーズンを彩る注目イベントになりそうです。
鉄道博物館で先行イベントを開催
「のりものデイズ」開催に先駆け、埼玉県さいたま市の鉄道博物館では、6月11日〜7月7日、「立山トンネルトロリーバス」に関する部品展示やパネル紹介を実施。7月5日と6日の10:00~15:30にはイベントも開催され、ちびっこ制服撮影や塗り絵、乗り物グッズが当たるクイズ大会も実施します。
「のりものデイズ」で新旧の乗り物に触れ、絶景も乗り物も楽しい、魅力あふれる立山黒部アルペンルートの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
(画像:立山黒部貫光)
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