<嫉妬?心配?>外見への投資は無駄遣い?私がスッピンでヨレヨレの服を来ていると上機嫌になる母
実の母親とはなかなか切っても切れない関係にあるものですが、人間同士なので相性があわなかったり、考えていることが理解できなかったりすることもあるでしょう。ママスタコミュニティのあるママの場合は、「お金を使うことやおしゃれをすること」に対して、実母から心ないことを言われてしまうそうです。こんな相談がありました。
『実母は娘であるに私に敵意むき出し。おしゃれや化粧をするだけで発狂する。お金を使うことも嫌いで、もったいない、好き勝手に使っていいね、私はこんなに我慢しているのに、などと散々言われる。新しいものを買うと発狂してしまうから、見せないようにしている。化粧もせずヨレヨレの服を着ている姿を見せると、母は満足して上機嫌になる』
投稿者さんの実母は、投稿者さんが新しい洋服を着たり、おしゃれをしたりしている姿を見ると、機嫌が悪くなるそうです。そして投稿者さんを罵倒するようなことを言うので、投稿者さんもなるべく新しい洋服などは見せないように気をつけているとのこと。せっかく買ったものに対して実母から心ないことを言われたら、投稿者さんも嫌な気持ちでいっぱいになってしまいますね。それにしても実母は実の娘である投稿者さんに対して、どうしてそんなに嫌なことを言うのでしょうか。
実母が投稿者さんにひどいことを言う理由
実母は投稿者さんに嫉妬している
『嫉妬しているんじゃない? 自分はおしゃれもできない、お金も自由に使えなかったから』
実母が投稿者さんと同じ年齢の頃のことを考えると、2人の間には大きな違いがあるのかもしれません。おしゃれをしている娘を見ると、実母は「自分はこんなにおしゃれができなかったし、新しい洋服もほとんど買えなかった」と思ってしまっているのかもしれませんね。自分が叶えられなかったことを実現している娘に嫉妬しているのではないでしょうか。
どうして自分は……と卑屈になっている
『育児を終えてみすぼらしい姿になった自分と、人生を謳歌する娘を同性として比べて卑屈になっているんだよね』
実の娘がお金を使って新しいものを買ったり、おしゃれを楽しんでいたりする姿を見ると、実母にも娘が人生を楽しんでいる様子が伝わるのでしょう。それに比べて今の自分は、「年齢を重ねた」「服装にもあまり気を遣えていない」などと感じて、娘と自分の生活の違いを認識せざるをえなくなり、自分を情けなく感じる部分もあるのかもしれません。
心配と苛立ちが複雑に混ざった気持ち
『半分は心配。半分は苛立ちだと思うな。生活していく上でお金は大切だから、無駄遣いをせずにいざというときのためにしっかり貯金しておきなさい! という心配な気持ち。ここまで立派に育てたのに、私(母親)に対するねぎらいの言葉も、感謝の気持ちがこもった贈り物もナシ? 親不孝な娘だこと! という苛立ちの気持ち。その2つの思いが、お母さんの心のなかで渦巻いているんだと思うなあ』
実母が洋服やおしゃれにお金を使ってこなかったのであれば、それにお金を使うのは無駄遣いのように感じることもあるでしょう。お金はこの先も必要な大切なものですから、余計なものを買わずに貯めておいた方がよいと考えているのかもしれませんね。一方で、これまで育ててきた自分への贈り物などもとくになく、自分だけ好きなものを買っていると感じている可能性も。自分が優先されないことへの苛立ちのような感情があるのかもしれません。
投稿者さんと同じ経験があるママも
『最近それがわかるようになったから、堂々とお金がない雰囲気を出すことにしたよ。娘が不幸だと親は悲しいものだと思っていたから幸せなふりをしてきたけれど、逆効果だったみたい。娘が不幸な方が嬉しそうにしているのにやっと気づいた』
『私も同じだからわかる。穴があいたズボンやヨレヨレの服だったら喜ぶから、母が気に入る人物になる』
きれいな洋服を着たり、メイクをしておしゃれをしていたりすることを喜ばない実母を持つママは、他にもいるようですね。娘がきれいな格好をしていると不機嫌になるとわかっているママたちは、実母と会うときにはあえてヨレヨレの服を着るそうです。実母は自分よりも娘にお金があったり、人生を楽しんでいたりすることが気に入らないのでしょう。娘が不幸であればあるほど嬉しい気持ちになる実母もいるようです。
実母の見えないところでおしゃれしよう!娘の幸せを喜べる母でありたいという声も
『実母の前でわざわざ見せない方がトラブルを回避できるよ』
『いつまでも母に振り回されるのに嫌気がさして、ほぼ絶縁状態だよ。私は私の家庭の生活を大切にしている』
実母を気にしておしゃれをしないとなれば、それは投稿者さん自身が毎日の生活を楽しめなくなってしまいます。実母を大切にしたい気持ちもあるでしょうが、それ以前に自分の人生を大切にしたいですよね。今後も嫌なことを言われ続けるようであれば、できるだけ会わないように工夫するのも大事なことかもしれません。
『私は娘が3人いるけれど、社会に出てどんどん垢抜けていって、そういう姿を見るとすごく嬉しいよ』
母親と娘は同じ女性ということもあり、人によってはライバルのように感じることもあるのかもしれません。たとえば子どもの若さを羨ましいと感じたり、ときに嫉妬したり、また自分ができなかったことをしている子どもを見て、それができなかった自分をを悔やむ気持ちが出てきたり。親も1人の人間ですから、いろいろな感情があって当然でしょう。でも自分が産んだ子どもです。その子の幸せを心から願い、そして子どもが幸せであれば心から喜んであげたいと思う気持ちを持つ母親もいます。「子どもが垢抜けていく様子を見ていると、すごく嬉しい」というママからのコメントもありました。そういう母親であれば子どもからも慕われ、大切に思ってもらえるのかもしれませんね。
