便利なヒモ「Tシャツヤーン」が意外過ぎるエコアイテムに大変身!「簡単にできる」「もう買わなくていい」
Tシャツの生地でできたヒモ、「Tシャツヤーン」をご存じですか? 伸縮性に富んだヤーン(太い糸)は、かぎ針やネットを使って編む形で手芸に使う方が多いようです。しかしじつはTシャツヤーンから、キッチンで使う実用品を”編まずに簡単に作る方法”があるんですよ。
◆【画像】正解を見る⇒「Tシャツヤーン」が大変身!便利なモノの正体とは
Tシャツヤーンは自作もできる!
「Tシャツヤーン」は、今や手芸店だけでなく百均でも手に入る手芸用品。店舗などで目にしたことがある方も多いと思います。
しかし編むのは難しそうだし、そもそも「どう使えばいいか、よくわからない」と思っている方も多いのでは?
筆者もそんな一人でしたが、今回調べてみたところ、Tシャツヤーンを巻きつけるだけで簡単に鍋敷きを作る方法を見つけました。
じつは、Tシャツヤーンは不要になったTシャツから簡単に自作することもできるんです!
今回は、前回の記事 着古した「Tシャツ」が便利グッズに大変身!「切るだけ簡単!」「今まで捨ててたのもったいない…」で作ったTシャツヤーンを使って、鍋敷きを作ってみたいと思います。
Tシャツヤーンの活用法
材料と道具
・段ボール
・ボールペン
・カッターナイフ
・お皿2枚……作りたい鍋敷きのサイズのもの
作り方
1.まず、作りたい鍋敷きのサイズのお皿を用意します。ドーナツ型にするため、2枚必要になります。
段ボールにお皿を当てて型を取ります。
2.お皿でとった型を、カッターナイフで切り出します。
このドーナツの形の型にTシャツヤーンを巻きつけていきます。
3.ヒモの先の方を折り、ドーナツの穴からくぐらせます。そして、くぐらせたあとの輪っかにヤーンの束をくぐらせます。(写真の赤い矢印を参照)
4.ヤーンの束をくぐらせたあと、手前に引っぱると写真のような形になります。
5.ドーナツ型の穴からヒモを引き出し、できた輪っかにヤーンの束を通して手前に引っぱります。
6.穴からヒモを引き出しては束をくぐらせて手前に引っぱる……を繰り返して、ヒモを段ボールの型にどんどん巻きつけていきます。
隙間ができないように、裏面も確認しながらキッチリ厚めに巻いてくださいね。
7.ぐるっと一周巻きつけ終えたら、巻き始めのヒモと一緒に根元で結びます。
8.吊り下げ用のヒモに、飾りのビーズをつけたら完成です!
※ビーズはつけなくてもOKです。
ナチュラルでかわいい、エコな鍋敷きができました。
巻きつけるだけだから簡単!
Tシャツヤーンで作る鍋敷きは、巻きつけ方のコツさえつかめば作業がサクサク進んであっという間に完成でした!
こちらの鍋敷きは中が紙のため洗うことはできませんが、捨てるつもりだったTシャツから作った鍋敷きなので、汚れを気にせずに使えますよ。
購入したかわいい柄のTシャツヤーンで作るなら、熱いお皿やポットをテーブルに置くとき専用にすると汚れにくく、素敵な柄も楽しめそうですね。ぜひお試しください!
鈴木杏/ライター