【区の魅力を発信】新新バイパス阿賀野川大橋にカントリーサイン設置、北区と東区の境界と特色をイラストで表現
新新バイパス上の阿賀野川大橋に設置された北区と東区のカントリーサイン(2025年7月31日竣工)
新新バイパス上の阿賀野川大橋にある北区と東区の境に、区名と区の特色を示すイラストを描いた看板「カントリーサイン」が7月31日に設置された。新潟市8区の魅力のさらなる創造・発信を目的としている。
この事業のきっかけとなったのは、東区役所主催の街歩きイベントで同区選出の市議会議員・豊島真氏が訪れた山の下閘門にある区界の道路ペイントだった。「こんなところに区界がある」ということで市議が発信したSNSは大きな反響を呼んだ。
「これは観光PRやシビックプライドの醸成に使えるのではないか」と考えた豊島市議は、2022年6月の市議会定例会で一般質問で提起。2023年12月の定例会ではさらに、上越市の事例を取り上げて効果を強調した。13区からなる上越市では、8区の境界線においてカントリーサインによる「ここから〇〇区」が設置され、それぞれに「恵信尼」(板倉区)や「隕石」(清里区)など地域のシンボリックな絵柄があしらわれている。
北区のカントリーサインはオオヒシクイと福島潟の蓮の花のデザイン
東区のカントリーサインは工場群と飛行機のデザイン
豊島市議の提案が実り、国土交通省新潟国道事務所が設置を許可により2025年7月に東区と北区の区界で新潟市初の絵柄入りカントリーサインが設置される運びとなった。設置場所は、日本有数の交通量を誇る新新バイパス上の阿賀野川大橋に上り下り1基づつ。北区側の看板にはオオヒシクイと福島潟の蓮の花、東区側には工場群と飛行機がデザインされ、各区の特色を表現している。
国土交通省新潟国道事務所が設置を許可した。同事務所は、今後は東区と中央区の区界など、順次設置を進めていくことに言及している。区界を示すことで8区の連携を表現する取り組みとして、今後の展開も期待される。
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