【NO IMAGE】大阪王将で見つけた「水餃子の天ぷら」が謎すぎる → 注文してみたら…なるほど!!
大阪王将に行くと、知らない間に餃子の種類が増えていることがある。先日もそうで、メニュータブレットの中に見慣れぬ商品があった。
しかも、メニュー写真は「NO IMAGE」だったからどんな料理なのか全く分からない。うーん、なんだこれ? 気になったので注文してみたところ……なるほど!
・どうやって揚げるの?
さっそく本題。問題のメニューとは……
「水餃子の天ぷら」である。
いやいや、ちょっと待て。水餃子を天ぷらにするって、油ハネが致死量じゃないのか? 台所が大惨事になるのでは? っていうか、調理スタッフ大丈夫??
……と思って注文するのを躊躇(ちゅうちょ)したのだが、好奇心には勝てず注文確定ボタンをポチッ。店内に爆発音が響いたらどうしようとビビっているうちに、商品が出てきた。
・ご対面
実物がコレだ。
これ以上ないほど「水餃子の天ぷら」なビジュアル。なるほど。水餃子といってもビチョビチョのまま油に放り込んでいるのではなく、ある程度水分が抜けた状態で揚げているようだ。
ちなみに、水餃子の天ぷらは5つ入って価格は430円。焼き餃子に比べると高いが、全体的なボリューム感を考えたら妥当なラインかと思う。実際、箸で持ち上げたらかなり重量感があった。
・食べてみた
味を確かめるべく口に入れてみると、カリッと感がすごい。揚げているのだから当然といえば当然だが、予想外だったのは“カリっと感” のあとに “モチっと感” が来たこと。
それだけ、水餃子の皮がしっかり分厚いのだ。箸で切って断面を確認したところ、思った以上に皮の存在感がある。
この点が、普通の揚げ餃子との違いだろう。揚げ餃子って、大体は “カリっと感” に振り切っているからな〜。
つまり、「水餃子の天ぷら」は揚げ餃子とも違うし、もちろん普通の水餃子や焼き餃子とも違う。どこにでもありそうに見えて、唯一無二の商品と言っていいかもしれない。
何よりすごいのは、「水餃子」も「天ぷら」もまったく珍しくないのに、2つを組み合わせることでオリジナリティの強い商品に仕上げていること。最初にやった人、すごいな!
・店舗限定
なお、この「水餃子の天ぷら」は店舗限定メニュー。東京・神保町店では味わえるものの、大阪王将の全店舗で提供されているわけではない。
食べたい人は神保町へ行け! ……と言いたいところだが、大阪王将は焼き餃子が美味しいので、「何がなんでも水餃子の天ぷらを頼むべき」とは思わない。
そういう意味で、「ちょうどいい店舗限定メニュー」と言ったところだろうか。
参考リンク:大阪王将「神保町店」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.