【アレクサ!】インフラが全くきてない100万円の古民家を、声やスマホで制御する「スマートホーム」にしてみた
電気もねえ、ガスもねえ、水道すら引いてねえ♪(※契約してねえ)……のが、埼玉奥地の山の中にある「100万円の古民家」である。
水道は山の湧き水があるからタダ。電気はソーラーパネル+ポータブル電源で作っているからタダ。さらに先日、ネット(Wi-Fi)環境も導入できた。
ここまできたら、いま最先端の「スマートホーム」にするしかねえええええ! ということで、スマートスピーカーを駆使してハイテク化してみたぞ!
用意したのは、「アレクサ!」の呼び声でおなじみの「Amazon Echo dot」である。1階と2階に、それぞれ1つずつ設置した。これにより……
「アレクサ! いま何時?」
/午後3時30分デス\
「アレクサ! ニュース開いて!」
/最新のニュースです。NHKからお伝えします\
「アレクサ! 私の好きな曲流して〜!」
/はい、お気に入りの楽曲を再生します♪\
……と、まずは非常に賑やかな感じになる。1人で作業していても寂しくないぞ。
さらに!
アレクサ対応の「スマートプラグ(Wi-Fi接続により様々な制御ができるコンセント)」ってのを用意して、
家のネット(Wi-Fi)と接続&いろいろと設定して、
このスマートプラグのコンセント部分に、家の電気を接続したら……
「アレクサ! 1階の電気つけて!」
/ハイ!(パッ)\
「アレクサ! 2階の電気つけて〜!」
/ハイッ!(パッ)\
「アレクサ! LEDライトつけて!」
/ハイッ!(パッ)\
──と、声だけで電気のオンオフを制御することが可能に!
実は毎回、この家から帰る時、ひとつひとつ電気をオフにするのが面倒だったし、最後の1つを消した時、真っ暗になるので怖かった。
でもスマートホーム化した今なら、「アレクサ! 1階の電気消して!」と言えばパッと消えるし、なんなら遠くから……極論言えば東京からでも埼玉奥地の山の中にある古民家の電気をスマホで制御することすら可能なのだ!
とどまることを知らない「ノーインフラ契約な古民家」のハイテク化。実はさらにもうひとつ、とんでもない最新技術を導入済みなのだが……それはまた次回にでも。
【つづく】
参考リンク:Amazon、楽天モバイル
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼100万円の古民家