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【道路開通】三条北バイパスが全線開通、渋滞緩和や県央基幹病院へのアクセス性向上に期待

にいがた経済新聞

23日午前に行われたテープカット

国道403号三条北道路(三条北バイパス) 2024年3月23日11時頃撮影

整備が進められてきた国道403号三条北道路(三条北バイパス)が3月23日14時、全線開通した。これまで部分的に供用されていたが、田上町羽生田から三条市塚野目まで計8.32キロメートルが通行可能となったことで、周辺道路の渋滞緩和や、県央基幹病院へのアクセス性の向上などが期待される。

国道403号は新潟市から長野県松本市まで至る幹線道路だが、三条市や加茂市などを通る一部区間は幅員が狭く、事故や渋滞の懸念があったことからバイパスの改築事業が行われてきた。

三条北バイパスは、1984年度に事業着手。全体事業費は、約256億円。1997年3月に県道村松田上線から県道長岡栃尾巻線までの区間が部分開通し、それから順次供用を開始していたが、今回で全線通行可能となる。

三条市の滝沢亮市長

23日午前に行われたテープカット

開通に先立つ同日午前、道の駅「庭園の郷 保内」(新潟県三条市)の駐車場で開通式が実施。

挨拶に立った三条市の滝沢亮市長は「三条北バイパスは地域住民にとって非常に重要な道であり、3月1日に開院した県央基幹病院にとっても必要不可欠な道路。この開通を契機に、県央の地域医療を支える『命の道』としての役割や、地場産業・観光産業などの活発化と地域の活性化を大いに期待する」と話した。

【にいがた経済新聞 X テープカットの様子】

【にいがた経済新聞 X テープカット直前のバイパスの様子】

【グーグルマップ 三条北バイパス】

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