勉強、音楽、スポーツ……子どもの才能を伸ばす親はここが違う!
●【8月16日は田中将大選手が21連勝を達成した日】日本記録を更新!
2013年8月16日、当時『楽天ゴールデンイーグルス』に所属していた田中将大選手が、2012年の前シーズンから続く21連勝を達成。松田清氏(巨人)、稲尾和久氏(西鉄)が持っていた20連勝を抜き、プロ野球新記録を樹立したのです。田中選手の連勝はこの後も続き、28連勝を記録しています。
子どもの才能を伸ばすために必要なのは……「お金」!?
世界レベルでの活躍とまでいかなくても、わが子が持っている才能を発揮してくれたらと思うのは親として当然。
親として子どもの才能を伸ばすために、どんなことができるのでしょう?口コミサイト『ウィメンズパーク』で参考になるものがありました。
あるピアノ講師ママのこんなコメントが。
「『この子は音楽の道に進ませたい』と思う生徒がいます。小2でピアノ歴は1年ほどですが、今ブルグミュラーを弾いています。要領がいい、頭の回転も早い、センスもいいです。でもここで問題が。家のピアノはキーボードなんです。今までに2回、お母様に電子ピアノかアップライトの購入を勧めたのですが金銭面で難しいと言われてしまいました…」
やはり子どもの才能を伸ばすため、金銭的な負担は欠かせないのでしょうか……。
才能がある子は支える親(とお金)あってのこと?
「県大会~関東大会は、だいたい各家族で自家用車移動です。大会以外にも、選抜選手の強化練習など、遠方に通うこともあるので、親の負担は大きいですね。遠いと一日付き添いも必要ですし。やはり、大変なのは、全国大会以上。うちの子は毎年出場していたので、家族旅行代わりでした」
「知り合いの子どもが、以前、オリンピックにでました。その家では、子どもの才能を伸ばすためにいいコーチがいる学校に行くため、お母さんと子どもは他県でアパートを借りていて、その二重生活にもお金がかかるし、コーチの代金などもかかるし(大会などについてきてもらう時はコーチの費用も出すとか)、日本全国や世界各国への遠征も親がつきそったとか。ものすご~~~いお金がかかったと聞きました」
ただ才能があればいいというものではなく、子ども自身の努力もあってのこと。
そもそも「努力」すれば、才能は関係ない?
「スポーツに限らず、勉強もピアノも絵も、なんでも才能はありきだと思います。プロになる人はその分野での非凡な才能があるのが前提。とはいえ才能だけでもダメで、どれだけ素晴らしい才能があったとしても、それに加えて並々ならぬ努力をした人だけが成功する世界なんじゃないかな」
「やはり遺伝や才能、持って生まれたものが大きいですよ、スポーツは。プロなんてほんの一握りの、正に選ばれし者がなれる。でもスポーツって、プロになるためだけにするんじゃないですもんね。うちの息子はサッカーが楽しいそうです!友だちもたくさんできました」
確かに音楽もスポーツも、才能を伸ばしてほしいからやらせるのではないかも。
一方、スポーツや音楽のような才能は難しいけれど、学力で才能を伸ばしてもらいたいと願うママも多いですよね。
勉強で才能を発揮する子は何が違うのでしょうか?
「塾なしで一人娘を早稲田に入れた親御さんのお話です。参考書の親は答えを、娘は問題文を見て、正解!とかってやり取りをしたそうです。受験って、親のフォローというか、心の支えが大事だと思いました」
「うちは小学生には世界の偉人伝シリーズを漫画で揃え、中学生には古典マンガシリーズ15冊を全巻、日本の歴史漫画を全巻、世界の歴史漫画を全巻そろえています」
「私の周りの高学歴の人は、教育熱心な両親の元でガリ勉タイプはいなかったです。みんな、小さいころは思い切り遊び、部活などをしっかりとやり、中学生あたりから自発的に勉強してたようなタイプです。高3の時に東大A判定だった友人は、高校になるまで塾に行ったことなかったです。ボランティアや体育祭、文化祭などをリーダーとして思い切り楽しんでいたイメージでした」
音楽やスポーツに全力投球するのも、いずれ勉強に役立つのかもしれませんね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。