キャサリン野村さん 腹話術で笑顔届けて23年 1300回公演達成
青葉区在住の腹話術師・キャサリン野村さんが4月28日、さつきが丘地域ケアプラザで1300回目の公演を果たした。2020年に達成した1200回公演から約5年の道のりだった。
青葉区をはじめ、港北区、都筑区、緑区など市内北部を中心に町内会や老人会、幼稚園等さまざまな場所で公演する野村さん。相方の人形の「健太君」「桜ちゃん」とともに、「腹話術で笑顔を届けたい」と活動を続け、今年で23年目になる。これまで、喉の不調で休んだ1回を除いて、ほぼ全ての依頼を断らず受けてきたという。「公演では話すテーマを変えたりして、常に新鮮な気持ちでやっていたからここまでこれた」と笑顔を見せる。
コロナで公演激減
しかし、ここまでの道のりは平坦ではなかった。20年以降、コロナ禍により活動が激減。コロナ禍前は月8回ほど行っていた公演が年に4回ほどしかできなくなってしまったという。そんな中でも、徐々に公演回数を戻し、現在は月に2〜3回ほど公演を実施している。
1300回目を迎えたが「通過点の1つ」と野村さん。「終わるタイミングは考えていない。身体が動く限りは続けていきたい」と意気込みを語った。
今後も、憧れのいっこく堂さんとのツーショット写真をお守りに活動を続けていく。