ルーブル美術館で盗難事件!ルーブル美術館の警備ってどうなっているの?
今週のニュースはコレでしょう!!連日、お伝えしている「ガラス」が破られた話。といっても、高市新総理の話ではありません。フランスのルーブル美術館の強盗のお話。
わずか7分間で宝飾品が盗まれちゃった、映画のような話で、犯行手口は、梯子で建物の2階のバルコニーに上り、電動のこぎりで窓ガラスを割って侵入したとか。なんとも大胆な手口ですよね。
超が付くほど、世界的に有名な美術館なのに、警備はどうなっているんでしょう!?
そこで今日は、ルーブル美術館に行ったことがある方を探してきました!
ルーブルはやっぱり別格!フランスに行ったら行かないと!
▼「定年になって、62歳の時、10年前にフランス、カミさんと行きました。やっぱり行ったらエッフェル塔、美術館ですよ。いくつかあるけども、あそこにはモナリザがある、それで行きました。最高ですよ。ルーブルだけはちょっとね別格だから、ルーブルだけは見ておこうと、もう貯蔵品が多いからね。迷子になりますよ。ちょっと日本では味わえないような広さがあるからね。」
▼「仕事がらみで行きました。美術関係のね、色々あちこち回ったんで。ニケのあれかな、彫刻、すごいですよね。」
▼「娘が絵を好きなので付いて行ったわけじゃないけれど、一度、見ておいたほうがいいよというので行ったんですけど、良かったですよ、すごく。でも案外、モナリザは小さかったなと思いました。」
▼「結構広くて、最初、ミロのヴィーナスとそれからモナリザ、それだけ見ていこうと思って。目の保養にはなりましたね。普段は美術なんか関心なかったですけど、やっぱり世界的に有名な絵とか見るとね、なんかちょっとジーンと来たかな。それでジーンと来たんだけど、あ、あぁ~モナリザ、こんなちっこいのかなって、それの印象が強いです。」
フランスに行ったらルーブル美術館に行かないと、なんですね。私は行ったことがないので羨ましい限り。やっぱり、モナリザは人気が高かったです。イメージより小さかったようですけどね。
住んでいたころ、よく通ってましたよ!
そして、こんな方もいらっしゃいました。
▼「すごい広いですよね。だから、たっぷり時間を掛けていかないと。ほぼ全部、ちょっと向こうに居たことがあって半年ほど。よく通ってましたし、それから、旅行で何度か行ったことがあります。2桁は行ってると思いますけど。
ルーブルだけに限って言えば、入り口からすでにピラミッドの入り口のところから始まっているので、なんでこれにピラミッドなのって最初、ちょうど最初に行った頃は、造りかけているところだったので、ああいうののギャップだとか、でも、繋がりがあるんですよね。なんでここにあれがあるんだろうって、そういう繋がりを見られると私みたいに知識がなくても楽しく見れるかもしれない。
造りかけの時に最初行ったと申し上げましたけど、造ってる時に当時、地元からはすごい不評で、なんでこんなところにガラスのピラミッドなんだっていうのが、批判があったみたいですけどね。
ああもう、見られたほうが良い、絶対一度は。」
ほぼ全部、鑑賞してるんです!?すごいですよね。ルーブル美術館に、10回以上は行ってるとか。最初に行った時は、ガラスのピラミッドを建設中でしたが、このガラスのピラミッドは1989年に完成。ちなみに、ルーブル美術館は1793年に開館しています。
ルーブル美術館は230年以上の歴史があるんです。そう考えると、ガラスのピラミッドの歴史は意外にも浅いんですね。
私が行った時、ルーブルの警備は・・・
そんな歴史ある美術館で起きた今回の強盗事件ですが、皆さんが訪れた当時の警備はどうだったのでしょうか?
▼「ゴメンナサイ、そんな覚えてないけど、スラスラっと入れたような、そんなキツイ警備ではなかったような気がしてます。簡単に入れました。昔と今はどうか知りませんけど、10年ひと昔前は全然軽く入れましたね、軽く。」
▼「そんなでもなかったような、チケットも事前に予約していたので、すんなり入れたし、緩かった、緩かった。泥棒入っちゃうとね、これからね、ちょっと大変かもね。」
▼「ガチガチじゃないイメージはありますけど、それなりにしてたと思うんですけどね。私、最後に行ったのがそれこそ、7、8年前になるので、その頃でもやっぱり部分的には当然ありましたよね、ガラスが掛かってるものもあったりしましたけど、でも、ほとんどないですよね、日本と違って。絵とすごい近いですよね、大きなものも全部、触れるようなところにあるので、大丈夫なんですかっていう。」
▼「30年以上前かな。そんなに警備警備って感じはしなかったけどね。絵でも自由に見れるじゃない。ガラス貼ったりしてなかったから、当時ね。模写してる人もいるでしょ。美術品の嗜みというか、味わい方が違うような、やっぱり身近に見れるような、日本はもっと厳重でしょ、ま、借りてくるしね。」
結構、セキュリティが甘そうな印象ですね。訪れた時期が、かなり昔の人もいますけど、当時からかなり緩い印象。
1911年には「モナリザ」が盗まれているルーブル美術館。2年後に無事に戻ってきましたが、今回はどうなることやら。
ただ、最後の方がおっしゃるように、芸術の街ならではの美術品との近さもまた魅力。この盗難を機に警備が厳しくなってしまっても雰囲気が違ってしまいそうですが、だからと言って盗まれちゃうのも困りますしね・・・。美術館の館長が警備体制の不備を認めましたが、盗まれてからでは遅い。今後はルーブル美術館の魅力は残しながら、しっかりとした警備体制を敷いてほしいですね。
(TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』より抜粋)