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過去最多のペースでクマ出没 10月からの3か月は特に注意 静岡県がマップ掲載

Shizuoka

■今年度は半年間で106件 過去最多の昨年度1年間に迫る件数

昨年度に続き、今年度もツキノワグマの出没件数が全国的に増えている。静岡県では過去最多を大幅に超えるペースで推移している。昨年度は10月から12月までに件数が急増したことから、県は注意を呼び掛けている。

クマと人間が共存する方法は?専門家の見解

県によると、今年度のクマの出没件数は9月までで106件に上っている。6月は36件、7月は32件など、例年は件数が多くない夏場も数字が増え、年度の半分を終えた時点で過去最多だった昨年度の121件に迫っている。

昨年度は10月からクマの出没件数が急増した。10月は27件、11月は34件、12月は15件と、この3か月間で全体の63%を占めている。今年度も同様の傾向が予想されることから、県は注意喚起している。

県はクマに出会わない対策として、「山に入る時は鈴やラジオ・笛を用意して自分の存在をアピールする」、「クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避ける」、「雨風の強い日や沢沿いはクマが人間に気付きにくいので注意する」ことを挙げている。また、クマに出会った時の対応には以下の4つを示している。

●50メートル以上離れている場合は、落ち着いて音をたてず、反対側に逃げる。

●距離が短い場合は、刺激しないように落ち着いて、背中を見せずに後ずさりする。後ろ向きで走って逃げると追いかけてくる習性がある。
●攻撃してきた場合は、窪地などに腹ばいになり、両手を首筋の後ろでしっかりと組み、両肘で顔を守る。
●子グマの近くには親グマがいる可能性が高いので、周囲に注意しながらできるだけ早く遠ざかる。

県はクマが目撃された日にちと場所を示した「クマ出没マップ」をホームページで公開している。クマを見つけた際は県農林事務所または市町へ連絡するよう呼び掛けている。

(SHIZUOKA Life編集部)

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