RF空手、圧倒して優勝 泉中1年、高原浩久さん
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で12月1日に「東京国際2024RF(リアルファイティング)武道空手道選手権大会」が開催され、泉中学校1年の高原浩久さんが16歳以下エキスパートクラス、81kg以下級の部で優勝を果たした。
RF空手は、打撃や寝技に加え、締め技なども解禁されたより実践的な格闘技。中学生は試合時間3分で、KO、ギブアップ、判定などで勝敗が決まる。
高原さんは175cm・74kgと、大柄な体格を生かして相手を圧倒した。決勝戦の相手は中学3年だったが、得意のローキックでリズムをつかみ年上相手に主導権を譲らなかった。「勝てる自信しかなかった」との言葉通り、判定でストレート勝ちだった。
4歳から空手を始めた高原さん。「考えるより好きなように動いて戦う」スタイルで、試合中に格闘技センスが光る。同年代の相手では飽き足らず、現在通っている道場「蒼天塾」(小田原市栢山)では、指導者に勝つことを目指して練習しているという。