新百合ヶ丘エルミロード 麻生区に玩具など寄贈 不用品査定額を原資に
麻生区の商業施設・新百合ヶ丘エルミロード(田中秀一支配人)が3月3日、麻生区役所に玩具や絵本など14点を寄贈した。
施設を運営する(株)小田急SCディベロップメントが取り組む地域共生プロジェクトの一環として実施されている取り組み。3回目となる今回は、同施設で地域住民から回収した衣類や本などの不用品3714点を、リユース業を行うパートナー企業3社が査定。その査定額5万4831円に、今回初開催のチャリティーイベントで集まった4600円を加えた5万9431円を原資に、区役所と相談して選んだ子ども向けの遊具、絵本などを贈った。寄贈品は「地域子育て支援センターみなみゆりがおか」で活用される。
同社の担当者は「前回より1千点以上多く不用品が集まった。イベント開催など、今後も周知に注力したい」と話した。