ベタつきやニオイの原因になる汚れがごっそり…。「プラスチック製ヘアブラシ」の簡単お手入れ法
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。毎日使うブラシ。気づくと白っぽい皮脂やホコリがたまっていませんか? 汚れたまま使うと髪や頭皮に再付着して、べたつきやニオイの原因になることも。そこで今回は、シャンプーでできる、プラスチック製ブラシのお手入れ方法をご紹介します。
ブラシ掃除にシャンプーがぴったりな理由
ブラシにつく汚れは、髪や頭皮から出る皮脂やスタイリング剤が中心。だから、毎日髪を洗っているシャンプーでお手入れするのがぴったりなんです。いつものシャンプーだから安心して使え、仕上がりもさっぱり気持ちいいですよ。
ブラシのお手入れ方法
用意するもの
・シャンプー(普段のものでOK/小さじ2程度)
・35〜37℃程度のぬるま湯
・バケツや洗面器
・コームや古歯ブラシ
*この方法はプラスチック製ブラシを想定しています。木製ブラシは持ち手が水を吸って反りや割れの原因になるため、毛の部分だけを短時間浸すようにしてください。また、天然毛(豚毛・猪毛など)のブラシは水分や熱に弱く毛が傷みやすいため、つけ置きは避け、乾いたブラシでホコリを落とす程度にとどめましょう。清潔な状態を保つため、基本的なお手入れ(髪の毛除去など)は週1回以上、しっかりとした水洗いは月1回程度が目安です。使用状況に応じて頻度を調整することをおすすめします。
手順⒈ 髪の毛を取り除く
コームを使って、ブラシに残った髪の毛をしっかり取り除きます。
手順⒉ シャンプー液を作る
バケツや洗面器に35〜37℃程度のぬるま湯を張り、シャンプーを小さじ2ほど混ぜます。
手順⒊ ブラシをつけ置きする
プラスチック製ブラシを10〜15分ほどつけて、皮脂やスタイリング剤の汚れを浮かせます。
手順⒋ 細かい部分を洗う
古歯ブラシやコームを使って、毛の根元や細かい部分に残った汚れをかき出します。
手順⒌ すすいで乾燥させる
流水でシャンプーをしっかりすすぎ、風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。
シャンプーでブラシもすっきり清潔に
ブラシは毎日使うものだからこそ、汚れがたまりやすいアイテムです。シャンプーを使えば、髪や頭皮の汚れと同じようにすっきり洗えて清潔を保てます。適切なお手入れで、髪通りがなめらかになり、使うたびに気持ちよく整えられるはず。ぜひ習慣にしてみてくださいね。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト