まちなか【ランチスポット】３店最新事情
安定のクオリティー 〜oyako café noi
市内中心街からの目線でいうと、旭橋のこちら側。常盤通にある『親子カフェ ノイ』。
その名の通り親子連れや、グループでの利用に好適な設えとメニューで評判の店だ。
が、フリー客にももちろん対応していただける。
まずは、メニューにご注目を。
ランチメニューはもちろんだが、キッズメニューや離乳食まで用意していただけるのが同店ならではのサービス。
と、とても特徴的なカフェなのだが、今回は筆者がしれっとお邪魔しランチをいただいてみたというお話。
ランチは、メインにドリンクをセットするか、さらにデザートを加えるか、あるいはメインを２品にドリンク・デザートという３プラン。
このほか、スパイシーカレーが加わったラインナップとなっている。
「選べるメイン」は日替わりのほかミックスフライ、生姜焼きが定番として用意されてるご様子。
その日は、ミラノ風カツレツ。
ゴハンも白米か雑穀を選択でき、また副菜が添えられる。
とか、説明ももどかしいほどに、このフォトジェニックなワンプレートはどうだ。まるで料理本に出てくるような色鮮やかなクオリティー。
思わず「美味しそ〜」と言葉がもれる（笑）
素敵なのは見栄えだけじゃない。
ミラノ風カツレツは、上手な揚げ具合でさっくり食感。
カツのまろやかな香味にまみれ、あっさりしたとり胸の旨みが口に広がる、そんな美味しさが楽しめた。
美味しいのでつい早食いになってしまうが（笑）、何かしらくつろいだ気分になるのは、サラダ、副菜に至る何もかもが、丁寧にこしらえてあるからと思う。
このクオリティーなら、他のどんなメニューも期待して間違いはないと感じた次第。
デザートプランをお願いした筆者には、食事を終えたタイミングを見計らい、ケーキが。
その日のアイテムはパウンドケーキ。
こちらも、時々よその店で見かける「セット用のちょっとしたひと品」的なものでなく、堂々たるひと品。
メインからデザートまで丁寧な仕事のおかげで、ランチの束の間がとても充実した気分。
もう少し、お店を紹介すると、同店にはカフェながらグループ利用にもお役立ちなプランも。
もちろん親子でも。
お店情報
店名：oyako café noi
住所：旭川市常盤通２丁目
電話番号： 090-7052-2452
営業時間：11：30～15：00 / 土曜18：00～21：30（予約にて）
定休日：日曜
駐車場：あり
メニューをリニューアル ～ 魚萬
同店のランチについては、３月にasatanで筆者が手掛けた『800円以下のランチ』を出す店の特集でピックアップしている。
が、その後ランチメニューを変更したようで、しかも、またもやインパクト大!! なので新情報としてお伝えしたい。
まずお知らせしたいのは、上のメニューにある『ワンコイン500円メニュー』。
これがリニューアルし『二代目のり弁風特丼』が登場している。
これは食べてみなくては!! （新製品にはとりあえず飛びつくタチ）
と言いつつ、となりの『デカ！でか！チキンカツ丼』も気になるけど（笑）。
出てきた料理が、メニューより貧相という悲しい事件は時々あるが、これはメニューより豪華!!というウレシイ事件。
といっても卵が一切れ多いだけだが（笑）、全体的な盛りも良いように見える。
ちなみに、上は前作の特丼。
ちくわの磯部揚げと白身フライ。これがのり弁風の演出。
で、新作はちくわ磯部揚げがコロッケとタコさんウインナーに置き換わった。
どんなコンセプトでタコさんウインナーになったのかは不明だが、こんなふうに単刀直入に楽しい丼は珍しいかも。
ウインナーは塩分もあって、オカズにもなるしね。
フライは揚げたての、サクサク、あつあつが味わえる。
また、タルタルソースもたっぷりつけてくれるので、ほのかな酸味とともに濃厚な食べ応えが堪能できる。
これで500円!!
このプライスは、今どき感謝状もの。
上画像、定食にも新たな顔ぶれ。『鯖ランチ』と来ましたか。
その当日、定食にしようと決めたはいいが、どっちにしようか悩んだ挙句の選択は・・・・
あ、KOTAのネームで見えなくなってしまったが、左下、飲み放題は９０分1200円。安い!!
ちなみに昼飲み可。筆者もよくお世話になっている（笑）
サバかつは、スーパーの総菜にもあるものを時々食べ見知っているので、興味は鮭メンチに。
鮭フライは好きだが、ミンチは馴染みがないな、ということで『焼き鯖と鮭メンチ定食』。
その名のとおり、メインが２品、これに小鉢、味噌汁、香の物がついてお値段1,050円。
焼き鯖（塩サバ）は小ぶりだが、脂がのっていて、ゴハンに合うこと請け合い。
で、鮭ミンチの方はというと、外はさっくり、中はふんわり。うん、たしかに鮭かな。想像していた、よくあるサケフレークのようのものとは違い、これはよく練ってある、ちょっとした新食感。
中身をお見せできればよいのだが、食欲が優先して撮り忘れ。申し訳ないです。
でも、魚に、ゴハン・味噌汁っていいですよ。
日本人のDNAに刺さるのか、食べた後の安堵感がなんとも心地よい。
まちなかで、こんなお昼ゴハン。ある意味で貴重かも。
お店情報
店名：濱焼北海道 魚萬 旭川２条通店
住所：旭川市２条通８丁目ピアザビル２F
電話：0166-26-5888
営業時間：11:00～00:00
定休日：不定休
駐車場：なし
夏向け珍メニュー!? ～旬海
オフィス街の中で、バラエティーある和食メニュー、ほどよい高級感が受け、お昼どきともなれば、その賑わいはなかなかのものとお見受けする。
いや、たまにはどんぶりものもいいかなぁ・・・とかメニューをパラパラと。
ちょっと待て。え？こんなのあるの!?
冷やし茶漬け!?
昔、神田だったか浅草の和食のお店で食べたのを思い出した。
そうそう、永谷園のアレで、家でも食べたことがある。
いやはや、こんな粋なものを出してくれるなんて、この店、恐るべし（笑）
ということで、即注文。
ああ、見落とさなくてよかった（笑）
フレーバーは鮭か梅しそを選べるようで、これに小鉢とかがついてくるのかな・・・
じゃーん。これが冷やし茶漬け。
筆者の好みは梅しそ。ちなみに、これに少量の柴漬けが添えられているが、ほかに副菜はない。
そう、このお茶漬けのみ。
このシンプルさが、むしろ粋だ。
ご飯の上には刻んだ梅肉と、キュウリがいかにも涼しげだ。
香り良い出汁の中で、冷たさにきゅっと締まった米粒がさらさら。
喉越しも軽やかに、するするとお腹に納まっていくが、ゆっくりと噛んで味わえば、米が実に甘い。
その美味しさに、お茶漬けは清涼感ありつつも食べ応えはふくよかだ。
この夏は、これにお世話になりそう。
お店情報
店名：和dining 旬海
住所：旭川市５条通９丁目旭川レンガビルBF1
電話番号：0166-27-3977
営業時間：11：00～14：00（月～金） / 17：00～22：00
定休日：日曜
駐車場：なし
ランチな後記
いかがでしたか。
筆者自身の、食べ歩くままに出会い感じた美味しさをお伝えしました。
日々、楽しくお昼を過ごせるのは、こうしたマンネリのないお店のあの手この手のおかげ。
皆さんも、どうぞまちなかで、気ままなランチをお楽しみください。