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ナポリタンなど全37種類!食べたくなる介護食「まんぷく日和」シリーズが登場

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ナポリタンなど全37種類!食べたくなる介護食「まんぷく日和」シリーズが登場

最近、同年代の友達と会うと必ず話題にのぼるのが「親の介護」のこと。私が今いちばん心配しているのが、母の食事問題です。最近、固いものが食べづらくなってきた母ですが、料理を面倒がるようになり、介護食は「おいしくないから食べたくない」の一点張り。困っていたところ友達が教えてくれたのが、9月29日に新発売になるという介護食のブランド「まんぷく日和」。私たち介護する側も食べたくなるほどおいしくて、 メニューは37種類もあるのだそう。気になるこの新ブランドについて、チェックしてみました!



「介護食はおいしくない」と多くの人が思っている!


現在、日本はどんどん少子高齢化が進んでいます。その結果、2030年には3人に1人が65歳以上になり、2040年には85歳以上が高齢人口の3割に達するという予測が出ています。しかも、2040年には高齢世代のなかの単身世帯が4割を超えるようになり、高齢世代の孤立化が進行するとも言われているんです(出典:総務省「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「出生中位・死亡中位推計」、厚生労働省「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」、独立行政法人経済産業研究所)。


やわらかくて食べやすく、調理が簡単な介護食の需要は、この先もどんどん伸びていくでしょう。



ところが現在、噛む力に問題がある人(口から食事をとることができない人を除く)が約424万人いると推計されるのに対して、実際の介護食利用者は約66万人。割合にすると、たった15.5%なんだそうです(アサヒグループ食品調べ 2023年12月。 同居・近居で介護が必要なご家族がいる方)。なぜみなさん、介護食を利用しないのでしょうか?



下のグラフを見てください。これは介護食を利用していない人に聞いた「介護食を利用しない理由」です。



※アサヒグループ食品調べ。2023年12月。同居・近居で介護が必要なご家族がいる方 で介護用のレトルト食品非利用者 n=271



理由の1位、2位は「価格が高い」「特にない」ですが、「おいしくなさそう」「要介護者が食べてくれないと思う」も上位にきています。これは、「介護食はやわらかくて、ぐちゃっとしていて、味が薄そう」というネガティブな先入観があるからでしょう。ほかにも、「メニューのバリエーションが少ない」「やわらかすぎると思う」「固すぎると思う」といった、今はさまざまなタイプの介護食が売られていることを知らないと思われる回答も少なくありませんでした。



介護食のイメージを変える「まんぷく日和」シリーズ


こうした現状に応えるべく、9月29日、アサヒグループ食品から発売されるのがこちら!


やわらかいだけじゃなく、おいしくて食べやすいからまた食べたくなる介護食「まんぷく日和」シリーズ、全37種類です。



これまでの介護食のイメージを、ガラッと変えるであろうこのシリーズ。


介護を受ける人のお腹だけでなく心も満たし、食を通じた喜びや幸せを伝えたいと、もりもり食欲がわいて完食できるおいしさを追求しています。



まんぷく日和シリーズのこだわりは3つ。


その1:うまみはもちろん彩り、香りも重視


彩りがよくなるように、数種類の野菜、調理に手間がかかる肉や魚など、さまざまな食材を使い、だしの風味やエキスのうま味をいかした味わいになっています。さらに、商品によっては、にんにくやしょうがなどの香味野菜で食欲を誘う香りをつけています。



その2:多彩なメニュー展開


メニューは定番の和食だけでなく、「ナポリタン」「チキンライス」「ポトフ」など洋食も種類豊富。なかには沖縄の郷土料理「ソーキそば」まであるんですよ! 家にいながらにしてちょっとした旅行気分も味わえそう。


その3:食べやすくて栄養豊富


固さの度合いも「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくてよい」の4段階があるから、噛む力に合わせて食べやすい1品を見つけられます。


栄養やカロリーもしっかりとれるように配慮され、全品食物繊維も入っているので、胃腸の機能が低下するなどして食事量が減りがちな高齢者には◎です。



イチオシのメニューは、「舌でつぶせる」固さの「ナポリタン」!



トマトの酸味と甘みが広がり、ほんのりにんにくの風味が香る、どこか懐かしい味わいです。スプーンでも食べやすいよう、短いパスタにしているそう。開発を担当した商品開発四部・青山佳乃さんはこう言います。


「メニューの再現性を高めることにとても苦労しました。喫茶店に食べに行ったり、ネットで調べたレシピを片っ端から試してみたり。10回くらい試作を繰り返した結果、ナポリタンらしさの肝はベーコンだと気づき、ベーコンの風味を際立たせるように仕上げました。ただ、この商品は『舌でつぶせる』区分なので、実際にベーコンを入れることはできません。そこで、ベーコンエキスの種類や配合を工夫しました」


実際に試食した高齢者からも「食べやすくておいしい」との声が寄せられています。



柔らかく煮たひじき、皮なしのふっくら大豆、野菜をかつお昆布だしで煮込んだ「ひじき入り五目煮」(歯ぐきでつぶせる)や、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎをほんのりチキン風味のポタージュ風に仕上げた「なめらか にんじん×かぼちゃ」(かまなくてよい)も試食で大好評!


いちばんしっかりした食べごたえの「容易にかめる」カテゴリー、「鶏つくねの甘酢あんかけ」などは、若い世代の食事にも使えそうです。



いずれのメニューもレトルトパウチなので、常温保存OK。温めてもそのままでも食べられます。価格は商品によって 194円(税込)~270円(税込)。



膝を痛め、外食もすっかりご無沙汰の私の母。娘としては、「栄養があるから」「家で手軽に食べられるから」という理由だけで食事をしてほしくはないんです。母が「食べたい」と思うものを食べてほしいし、食事は味わって楽しんでほしい。介護する側が安心して食卓に並べられ、介護される側がおいしく食べられる「まんぷく日和」、ぜひチェックしておきましょう! 



「まんぷく日和」シリーズについて詳しくは!



文=高梨奈々

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