松野正敬さんらが受賞 市教育委員会表彰
長年に渡り学校教育や社会教育など子どもたちの健全育成への貢献が顕著な個人や団体に対し、横浜市教育委員会は2月14日、「令和6年度横浜市教育委員会表彰」の授賞式を市庁舎で行った。今年度は46人・3団体が選ばれた。
保土ケ谷区からは10年以上にわたり、地域で学校教育に関わり労役の提供などで教育行政に貢献した「地域協力者」の部で松野正敬さんが受賞。そのほかに、学校保健に貢献した学校医、学校歯科医師、学校薬剤師を表彰する「学校保健」の部では、種田清隆氏(保土ケ谷小学校学校歯科医)と、小柳弘男氏(今井小学校学校歯科医)が受賞した。同授賞式で下田康晴横浜市教育長は「横浜市には約26万人の多様な子どもたちがいる。誰ひとり取り残さず、1人ひとりの個性に応じた成長を目指すためには皆さんの支援が欠かせない。今後も横浜市の学校教育、社会教育への力添えをお願いしたい」とあいさつ。その後、下田教育長から表彰状が手渡された。
地域の代表者として尽力
松野さんは、上菅田自治会や上菅田地区連合自治会の会長として児童の安全安心な学校生活について地域全体に呼び掛け、長年にわたり見守り活動を実施。また、上菅田小学校と笹山小学校の統合についても地域の代表者として尽力したことなどが評価され、上菅田笹の丘小学校(世古正樹校長)から推薦された。
松野さんは「このような賞を頂けたことは大変うれしい。今後も見守り活動を継続するほか、地域のつながりを大切にしていきたい」と話した。