「学校からの帰りが遅い小1娘。心配になって外を覗くと、近所の高校生2人組が...」(40代・会社員)
現在40代の会社員・Kさんは3年前のその日の昼頃、長女が小学校から帰ってくるのを自宅で待っていた。
しかしどんどん時間は過ぎていき......迎えに行こうか迷っていると、長女が2人の女子高生と一緒に居るのが見えたという。
<Kさんからのおたより>
3年前の3月のことです。
その日は仕事が休みで、昼頃下校する当時小1長女の帰宅を待っていました。
しかし、下校予定時間を過ぎてもなかなか帰ってこず、迎えに行こうにも1歳の次女が寝てしまい......。
心配して家の外を覗いてみると...
どうしようか。起こして迎えに行くか、もう少し待とうか......。
迷いながら家の外を覗くと、長女が帰ってきました。
その隣には近くの高校の女子高生2人。長女の荷物を持ってくれています。
「お姉さんが荷物をもってくれた」と長女は言いました。
「余計なお世話かと思ったんですけど、荷物重たそうにしていたので......」
そういう彼女たちに「ありがとう」とその場でお礼を言ったものの、名前などは聞かずじまいになってしまいました......。
あの頃はコロナ禍でソーシャルディスタンスだの何だの言われていたのに、見ず知らずの長女を助けようと声をかけてくれた勇気と優しさ。
今は恐らく大学生か社会人か......。きっと、心優しい素敵な女性になられていると思います。 あのときはありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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