【入場無料】新年の明治神宮を彩る「第50回 全国氷彫刻展」2026年1月17日〜18日開催
2026年1月17日(土)から18日(日)にかけて、「第50回 明治神宮奉納全国氷彫刻展」が明治神宮境内にて開催されます。主催は一般社団法人 全日本氷彫創美会で、協賛に高瀬物産株式会社、後援に一般社団法人 全日本司厨士協会、協力に明治神宮を迎えての開催となります。
半世紀の歴史を誇る氷彫刻の祭典
「明治神宮奉納全国氷彫刻展」は、昭和52年(1977年)に遡ります。当時、新成人へのお祝いとして35本もの氷を使用した大型氷彫刻が奉納されたことが始まりでした。その後、氷彫刻の普及や技術の向上、次世代への継承を目的とした奉納行事へと発展し、翌年からは審査員による評価と表彰が行われる公開展示・コンクール形式へと進化しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による中止期間を挟みつつも、半世紀以上にわたり継続してきた本展は、今回で節目となる第50回を迎えます。関東最大級、国内有数の規模を誇る氷彫刻展として、多くの人々に感動を届けてきました。
30トン以上の氷が織りなす壮大なアート空間
今回の展覧会では、例年約20トンの氷が使用されるところ、30トン以上の氷を使用する大規模な展示にグレードアップされます。全国各地から集まった司厨士や氷のプロフェッショナルたちが、その卓越した技術と芸術性を競い合います。
表参道の第二鳥居から本殿前に至る参道には、例年30作品以上の大型氷彫刻が立ち並び、訪れる人々を幻想的な氷の世界へと誘います。透明感あふれる氷に命が吹き込まれ、龍や獅子、海の生き物など、様々なモチーフが立体的に表現される様子は圧巻です。
個人戦に加え、団体戦も実施
今回は例年の個人戦に加えて、団体戦による制作企画も予定されています。チームで協力して作り上げる大型作品は、個人戦とはまた違った迫力と芸術性を見せてくれることでしょう。
制作は1月17日(土)に行われ、一部制作が10時30分から12時30分、二部制作が13時から15時までとなっています。制作過程自体は非公開ですが、職人たちの手によって氷の塊が芸術作品へと変貌を遂げていく過程を想像するだけでも心躍ります。
完成した氷像は、各日6時40分から16時20分まで無料で観覧できます。明治神宮への参拝と合わせて、どなたでも気軽に立ち寄ることができる貴重な機会です。
さらに、境内では「奉納フルーツカービング」も同時開催されます。スイカなどの果実に施される繊細な彫りの技を間近で鑑賞できるのも、本展の魅力のひとつです。氷彫刻とフルーツカービング、二つの彫刻芸術を一度に楽しめる贅沢な体験となるでしょう。
明治神宮境内フォレストテラスにも注目
展示は本殿前の参道だけでなく、明治神宮境内のフォレストテラスでも16時まで作品が展示されます。冬の澄んだ空気の中で見る氷彫刻は、日中の光に照らされてキラキラと輝き、夕方には冬の柔らかな光を受けて幻想的な雰囲気を醸し出します。
ただし、氷彫刻という性質上、作品の保存状況や天候により展示時間が大幅に短縮される場合があります。できるだけ早い時間帯に訪れることをおすすめします。
全日本氷彫創美会について
一般社団法人 全日本氷彫創美会は、1976年に氷彫刻における公平・誠実・紳士的な芸術集団を志して創立されました。会員および海外のアイスカーバーとの交流と技術向上を図り、発表の場を設けることで氷彫刻界の発展に寄与しています。明治神宮奉納全国氷彫刻展のほか、奉納フルーツカービング、夏季全国展など、年間を通じて様々な活動を展開しています。
https://icecarving-jp.com/
展覧会詳細
◆第50回 明治神宮奉納全国氷彫刻展
【日程】2026年1月17日(土)〜18日(日)
※作品の保存状況・天候等により変更・短縮となる場合があります。
【展示時間】各日 6時40分〜16時20分
【観覧料】無料
【会場】明治神宮 境内(表参道第二鳥居〜本殿前の参道)
【主催】一般社団法人全日本氷彫創美会
【協賛】高瀬物産株式会社
【後援】一般社団法人 全日本司厨士協会
【協力】明治神宮
【PR TIMES】
【第50回目 全国氷彫刻展】新年を彩る圧巻の氷アート。明治神宮にて開催。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000153387.html