【2025年最新版】韓ドラ時代劇の入門作ならこれ!今どき感性「胸キュン × フュージョン 」5選
韓国時代劇は、一度ハマると抜け出せない魅力があり根強いファンが存在します。
しかし、ご覧になったことがない人にとっては、異国の歴史や文化が色濃く反映され、登場人物が多く関係性も複雑になりがちな史劇は抵抗を感じやすいもの。
そこで本記事では、そんな心配なしに楽しめる今どきの感性が魅力のフュージョン時代劇を紹介します。
コメディータッチで描かれたものや、映像美にこだわりを感じるものなど、時代劇の枠にとらわれない要素が、韓ドラファンに人気のあるロマンスジャンルと見事に調和した作品を中心にピックアップしました。
物語にスッと引き込まれるものばかりで、韓ドラ時代劇の入門作にピッタリ。時代劇を観ようか迷っている人は、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
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100日の郎君様 (tvN/2018)
『100日の郎君様』は、朝鮮時代を背景にしながらも架空の設定も盛り込んで繰り広げられる世子と庶民の女性の物語。韓国で最高視聴率14.4%を記録した人気作です。
期間限定の恋とそりの合わなかった男女が愛を深めていく過程が見どころ。権力争いも描かれていますが分かりやすく、適度にコミック要素もあり、ひょんなことをきっかけに同居することになった男女のラブコメを観ているかのような面白さを持つドラマです。
●キャスト:ド・ギョンス(EXO)、ナム・ジヒョン、チョ・ソンハ、チョ・ハンチョル、オ・ヨナ 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年12月1日現在): DMM TV、FOD、ABEMA、Netflix、U-NEXT、Rakuten TV、Lemino、Hulu
恋慕 (KBS/2021)
『恋慕』は、世界的大ヒットを記録し、日本でも大きな話題を呼んだ韓ドラ史に残る名作の1つ。現代劇によくある男装女子という設定を用い、女性が男性のふりをして世子そして王として生きながら繰り広げる切ないロマンスが見どころです。
グローバルファンが感嘆した美しい衣装や宮廷のセットと共に、正体はもちろん、恋心までも隠しながら生きていかなければならない主人公の心情と、そんな彼女を愛し続ける男性の一途さにときめくこと間違いなし。人間的に成長していく姿も描かれながら、2人が愛を前に何を選択するのか最後まで目を離すことができないでしょう。
●キャスト:パク・ウンビン、ロウン、ナム・ユンス、チェ・ビョンチャン、ぺ・ユンギョン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年12月1日現在):Netflix
オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生- (JTBC/2024~2025)
『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は、フュージョン作品のなかでも特にハイブリッドな1作。リーガルドラマ要素に加え男女平等やLGBT、純愛ロマンスまで、現代劇風の味付けがそこここに感じられます。
朝鮮時代の身分制度や文化をベースにしているものの非常に分かりやすく、歴史的背景よりも人間ドラマとして楽しめるのが負担なく観られるポイント。好評を得たセットや衣装などにもご注目。
●キャスト:イム・ジヨン、チュ・ヨンウ、ヨヌ、キム・ジェウォン、ソン・ドンイル 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年12月1日現在):U-NEXT
呑金/タングム (Netflix/2025)
『呑金/タングム』は、三角関係や記憶喪失、家族愛、復讐、権力争い、初恋などレトロな韓国ドラマの要素を、スタイリッシュに仕上げた時代劇。本記事で紹介している作品のなかでは登場人物が多い方ですが、ストーリーは比較的分かりやすく構成されています。
また、ミステリー要素とロマンスの行方が最後まで視聴者の関心を引き、衣装やセットといった韓国の伝統文化を反映させた美しい世界観にどっぷりと浸って楽しめる1作。主演イ・ジェウクのアクションとロマンス演技にも釘付けになるでしょう。
●キャスト:イ・ジェウク、チョ・ボア、チョン・ガラム、オム・ジウォン、パク・ビョンウン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年12月1日現在):Netflix
暴君のシェフ (tvN/2025)
『暴君のシェフ』は、本国で最高視聴率17.1%を叩き出し、話題性まで獲得した今年の大ヒット作。タイムスリップとロマンスをベースに、料理バトル番組を融合させたかのような構成となっており、視聴者の様々な感情を刺激する作品です。
背景は朝鮮時代ですが、現代に生きる女性が主人公のため、言葉はもちろん現代風の要素がふんだんに盛り込まれ、時代劇初心者でも抵抗なく観られること間違いなし。主演のユナ(SNSD)とイ・チェミンのコミック演技も、大きな魅力の1つとなっています。
●キャスト:ユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年12月1日現在):Netflix
(ライター/西谷瀬里)