【市川市】ジョギングしながらごみ拾いをする新スポーツ「市川プロギング」の活動
プロギングとは2016年にスウェーデンで始まった、ジョギングしながらごみ拾いをする新しいスポーツ。
健康に良く仲間も増え、町もきれいになると聞き、参加してみました。
プロギングでごみが宝に見えてくる?!
昨年11月半ばの土曜日、午前9時50分「道の駅いちかわ」(国分6丁目)に集まった参加者は記者を含めて12人。
6歳の女の子もいます。
準備体操をしながら、呼んでほしいニックネームで自己紹介。
可燃と不燃とで分けたごみ袋担当を3人決めた後、持参した軍手をはめて、いざ出発。
他の参加者から「ごみを拾った」と声が上がりますが、記者はなかなか見つけられず。
5分ほどしてようやく吸い殻を発見。
まるで宝を見つけたかのように輝いて見えるのが不思議。
ごみ袋に入れるとニックネームとともに「ナイス!」と声を掛けられます。
うれしくなってますますやる気倍増。
先頭を走るのは主催者のゆーちゃん。
就職して東京都内に住んでいましたが、病気が見つかり、実家のある市川市に戻ることに。
体力づくりと地域交流のため、2023年1月からSNSなどでプロギングの呼び掛けを始めます。
「都内に住んでいた頃、職場と家との往復で他の知り合いがいませんでした。プロギングやボランティアに参加し始め、地元の人たちと触れ合うことでサードプレイスの楽しさや良さを知りました」ときっかけを話します。
走って拾って 地元再発見!
走っている途中、ゆーちゃんから、おいしい店の紹介があり、自然と参加者同士の会話も弾みます。
「市川市の歴史に詳しい人たちと一緒にイベントもやってみたい」とゆーちゃん。
あっという間の50分、道の駅いちかわに戻ってきてゴール。
約3km走りました。
整理体操の後、改めてごみの分別。
吸い殻やペットボトルなどで3つの袋は満杯に。
「いろんな場所を回ることで地元をよりよく知ることができます。走るチームと歩くチームに分けてもできるので、散歩感覚でOK。気軽に参加してみてください」と呼び掛けます。
「ごみを拾うことは運を拾うこと」。
市川プロギングのTシャツに書かれた言葉に心から共感。
ごみにも運にも気付きやすくなったかも?!
\ 詳細はこちらから/ https://lit.link/ichikawaplogging