ドライバーとアイアンは長さが違うことをまず認識しておくべき理由とは!?【筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術/杉村良一】
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飛距離低下と精度不足を解消する!アイアン&FW
あなたもアイアン上手になれる
「ドライバーは何とか当たるけど、アイアンが全く打てない」。私のところにもそんな悩みを抱えたゴルファーがたくさん来ます。そういう人の気持ち、よく分ります。というのも私自身、アイアンが大の苦手だったからです。「アイアンがこの世になければいいのに」と思ったことも。しかし、十年の歳月をかけて、苦手を克服しました。ここでは、アイアンが当たらない&飛ばない原因と、その修正法をご紹介したいと思います。私は、十年かかりましたが、これを読んだ皆さんは、もっと早くアイアン上手になれると思いますよ。
「全く打てる気がしない」。アイアン嫌いにはそういう人もいるのでは? しかしコツさえ覚えれば、何の不安もなく打てるようになるものだ。
【アイアン解決方法】ハンドファーストインパクトでダフリを防ぐ
ダウンブローの軌道でスイングする
アイアンは、上からヘッドを入れる“ダウンブロー”の軌道でスイングし、インパクトでは、手元がヘッドより前に出た“ハンドファースト”の形になるのがポイント。この形を作るために、ダウンで左足に体重をかけることと、コックを解かないことが大事です。ハンドファーストがイメージできない人は、マットを使ったドリルを。ヘッドをマットの縁に当て、下半身で押し込む動きをすれば、正しい形が覚えられるし、イメージもつかめます。
【OK】ヘッドを上から入れてハンドファーストに
肩のラインを水平にキープしながらヘッドを上から下ろせば、ハンドファースの形になる。
【NG】右肩が下がるとダフりやすい
ボールを上げようとして右肩が下がると、ヘッドが早く地面に落ちてダフりやすくなる。
ハンドファーストの形を覚える
手先ではなく、下半身の力で押し込む。そうすれば理想的なハンドファーストの形になる
手先で押そうとすると、コックが早く解けてしまい、ハンドファーストの形にもならない。
練習場のマットの縁にヘッドをあてがって、この状態から下半身に力を入れて腰を回す。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一