運営ボランティア募る 子ども向け催し多彩 名張・蔵持市民センター
夏休みに「マルっと1日遊ぼうぜ!」。三重県名張市蔵持町原出の蔵持市民センターが8月10日午前10時から午後10時まで、「夏休みこどもスペシャル企画」の一環として、多彩な催しを開く。
当日は、診療所や薬局のスタッフらでつくる「ちぃちかけん」の指導による聴診器作りやランタン作りなどに挑戦するワークショップの他、映画鑑賞、子育ての相談、エコクッキングやピザ焼き、星空観測会や夜のセンター探検など、終日遊べるイベントの他、乳幼児や子ども用品のリサイクルバザーもある。
同センターの合田元旦さんは「子どもたちなど若い世代にもまちづくりの拠点である市民センターに集まってもらい、イベントを楽しみながら親子や世代間での交流を図る目的で、今年初めて企画した」と話す。
今回のイベントに先立ち、7月19日から8月28日まで特別企画「野球やろうぜ!」がある。米大リーグで活躍する大谷翔平選手から蔵持小学校に贈られたグローブを借りてキャッチボールをしたり、大谷選手の実寸大タオルの前で背比べ写真を撮影したりする。8月17日には米映画「私を野球に連れてって」の上映会、同25日には京セラドーム大阪でのプロ野球観戦バスツアー(要参加料)も実施する。
同センターでは現在、一連のイベントの運営を手伝うボランティアを募集している。無報酬だが、カフェ利用券(半日参加)、弁当(終日参加)がもらえる。募集人員は50人で、締め切りは7月31日。
三瀬幸鋼センター長は「イベントの運営面での役割を担って頂きながら、地域の子どもたちと触れ合い、すてきな夏の思い出にしてほしい」と話す。
申し込み、問い合わせは同センター(0595・63・0235)まで。