鈴木保奈美さん『東西南北が気になる!』
昼から夜へと生まれ変わる夕暮れのひと時……Magic Hour。そして、海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組。
今月のゲストは、俳優の鈴木保奈美さん!
最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で
東京湾を眺めながら、お話伺います。
今週は、鈴木保奈美さんのプライベートに迫っていきます‼
U2に思いを馳せる!一人旅の思い出、、、
まずは、忘れられない旅のお話から。
1つ目は20代の頃に行ったアイルランドの一人旅。
鈴木:あのね、U2っていうバンドが好きなんですよ。アイルランドの国民的なバンドなんですけれども、特に初期の頃はかなり祖国愛というか、社会的なメッセージ性のある歌も結構歌っていて、、U2の世界を知るためには、アイルランドを知らねばならぬ!と思って、、、
要:そんなに好きだったんですね!?
鈴木:はい…!それでよし一度行ってみようと思って、、、なんだかサイズ感が日本に似ていて、人が優しくて、緑が豊富で、とても良い国でした。
要:旅の中では、U2の手掛かりといいますか、、、、
鈴木:PVを撮った場所や、スタジオですとか、、、ちゃんと聖地巡りしました!
要:お一人で?
鈴木:一人で!あとU2のボノが経営しているホテルの前まで見に行ったりとかもしましたね~~!!
危うく野宿!アイルランドでのピンチ体験
忘れられないアイルランドの旅では、最大のピンチにも陥る体験もされたそう…!
鈴木さんのルートは、首都・ダブリンから、鉄道で西の端まで行き、そこからフェリーでさらに西側の小さな島へ向かうもの、、、もちろん一人旅!
鈴木:ヨーロッパの西の端と言われているところで、大西洋を挟んで向こうはアメリカっていうところの小さい島まで、一人で行ったんですけども、、、
近藤:すごい…!しかも今みたいにスマホもない。。。!
要:Google先生も居ないわけですし!!
鈴木:本当に、よく行けたな~と(笑)で、そこでフェリーで島に着いたら、もう船着場みたいな、タクシー乗り場とかも何もない場所で。『あれ?私ここからどうやって宿に行けばいいんだろう?』って。ホテルの予約はしてたんですけど、何も無いんです!
要:うんうん
鈴木:一緒にフェリーから降りた人たちは、それぞれその迎えの車に乗って、、気がついたら1人取り残されて、、、どんどん日が暮れて!私もしかしてここで野宿なのかしら!?どうしよう!、、、と!
要:ピンチだ!
鈴木:そしたら、さっき通り過ぎていったマイクロバスが『どうしたんだ?』って戻ってきてくれて。ホテルを予約してるんですけど、どうしたら良いのかしら?と話したら乗せてくれて、送ってくれたんです!
近藤:優しい…!
鈴木:着いたら、ホテルのおばちゃんに『どうしたのかと思った!電話くれたら迎えに行ったのに!言ってくれなきゃ行けないじゃない~!』って言われて(笑)もう、危うく野宿でした!!(旅の中で)最大の危機だったかもしれないですね(笑)
かつては、かなり一人旅に行かれた経験があるという鈴木さん。
現在はお子さんたちが手を離れたということで、再会してきているということです。
つれてきちゃったかも!?👻
続いての忘れられない旅は、最近のこと。去年の秋に友人と訪れたというイタリア。
ローマやナポリ以外に、友人の希望で“マルタ島”にも足を延ばしたそうです。
鈴木:マルタ島、不思議でしたね。どちらかというと、もうアフリカ大陸が近いぐらいの場所で、でも公用語は英語で。安全でご飯も美味しくて、フレンドリーで素敵な場所でしたね~
要:景色も綺麗そうですね!
鈴木:綺麗でしたね~海が広がっていて。ただ、中世の時代には十字軍が最後に立てこもった場所でもあるんですよ。だからその時の十字軍の遺跡や砦なんかが結構残ってて。昔の武器や甲冑などが、ものすごい展示してある博物館がありまして。
要:うんうん
鈴木:ちょっと気分が悪くなっちゃって。だって実際に戦いに使ったものですからね?それで帰ってきてしばらくしてから、お世話になっているマッサージに行ったら、マッサージの方がちょっと気配を感じる方で『保奈美さん、連れてきちゃいましたね!?』って!
近藤:えぇ!?!
要:兵隊が付いてきちゃった!?
鈴木:自覚症状全然ないんですよ!それで『取っときますね~』っていわれて(笑)
要:ペイッってとれるんですね(笑)
鈴木:なんか不思議な場所でしたね~。でも、旅行がきっかけで、十字軍とか歴史を学んだりしましたし、そういうところが旅は楽しいですね。
東西南北が気になりすぎる、もしかして:船長
現代はどこに行くにもスマートホンは必需品。旅先でもGPSとマップアプリで便利に過ごすことができます。かつてその役割は『地図』。鈴木さんは地図を読むのが大好きで得意だったそう。
鈴木:東西南北が分からないと、気になっちゃって。今スイートルームに居て、はい日が当たってるこっちが太陽だから、こっちが南?でも浦安だから東かな?とか考えてるんです(笑)
近藤:常に生活の中で考えているんですか??
鈴木:なんか、分からないと気持ちが悪いんですよね、、、
要:東西南北が??
鈴木:そうなんです(笑)
要:なんか、、、先祖が船長か何かなんじゃないですか?
近藤・鈴木:あははは(笑)
要:海の真ん中にいて、絶対に東西南北を見失っちゃいけない!みたいな!
鈴木:そっか!そうなのかも!
要:だって、気にする人居ないですよ!部屋に入って、、、
近藤:初めて聞きましたね!
鈴木:だからね、影を見るんですよ。影の反対側に太陽があるでしょ?
要:こっちが西か!みたいな、、、、、それを分かってどうするんですか(笑)
鈴木:気持ちが悪いんですよ、それがわからないと!だから曇ってる日は気持ちが悪いですね
近藤:影が無いから!
要:船長だ絶対。
(TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』より抜粋)