盛火に無病息災願う 一色海岸どんど焼き
正月飾りやしめ縄、お守りなどを焚き上げ、一年の無病息災、商売繁盛などを願うどんど焼きが1月12日の早朝、葉山町の一色海岸で行われた=写真。森山神社氏子会の主催。
同神社の門松などに使われていた竹などを用いて組まれた高さ約4メートルの櫓に鈴木洋祐氏子会長や山梨崇仁町長らによって火がつけられると、バチバチと大きな音をたてて一気に燃え上がり、見守る人から大きな歓声が上がった。
同氏子会の沖貞彦さん(58)は「晴れ渡って風もあまりなく、ここ最近では一番のどんど焼き日和だ」と語った。
堀内在住の山崎時彦さん(81)は「今年一番の富士山。まだまだコロナで低迷していたが、まっすぐに立ち上る炎を見て、本当の意味で新年を迎えたような気がする」と感慨深げだった。