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相模原弥栄高校 女子バスケ部 2年連続の関東進出 接戦の大一番制し

タウンニュース

部員と鶴田明浩教諭(前列中央)

県立相模原弥栄高校女子バスケットボール部が5月5日、関東選手権大会県予選を兼ねた県春季大会の代表戦で相模女子大学高等部に勝利し、2年連続の関東大会出場を決めた。苦節の時期を越え、2度の延長戦を競り勝ち関東への切符を手にした。

同部は順調に地区大会を勝ち上がり、県予選に駒を進めた。初戦の市ケ尾高には94対53で勝利。今大会第1シードの横浜立野高と対戦した2回戦は延長戦の末、69対67で接戦を制した。迎えた3回戦は東海大相模高との対戦。惜しくも50対58で破れ、関東大会出場の5つ目の椅子を争う代表決勝トーナメントへ進んだ。初戦の横浜清風高戦はディフェンスがうまく噛み合い、延長戦に持ち込み64対62で勝利した。

関東大会出場権をかけた大一番の相手は相模女子大高。前半はリードを許したが後半に22点を奪い逆転。最終スコア64対52で勝利し、2年連続の関東進出を決めた。キャプテンの太田結海さんは「率直に嬉しい。チームで目標に向かって頑張れた」と話す。

今年のチームの強みは「ディフェンス」。相手の力を発揮させないゾーンディフェンスを中心に、パスからの速攻で得点を狙う。「ロースコアに持ち込み競り勝つ」。今大会では練習の成果を大いに発揮したといえる。

テーマは「陽転」

「今年のチームは悔しい時期が長かった」と顧問の鶴田明浩教諭。新チームで挑んだ市内の大会では結果を残せず、続く新人戦では今大会のシード権を逃し辛酸をなめた。しかし部員たちはめげることなく、昨年関東出場を決めた先輩に追いつくことを目標に日々の練習に励んだ。「公立強豪校の自負を持ってプレッシャーに打ち勝った。冬の努力が今大会で実を結んだ」と鶴田教諭は話す。部員主導で課題に向き合った。ミーティングを重ねる中で、「陽転」という言葉をチームのテーマに掲げた。「コート内だけでなくチーム全員が声を出して明るい方に転じる雰囲気を作っていこう」という思いを込めている。

関東大会初戦は6月7日(土)、実践学園高校(東京都)と対戦する。太田さんは「競り勝ってきた試合を通じてチームとして確実に成長している。限られた代表の責任をもって戦う」と意気込みを述べた。

「陽転」と書かれたボードとともに練習に励む

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