豪華海鮮丼が指先に!「リアルでかわいい」とびきりの北海道愛をミニチュアにこめて
指先に少しのせたのは白い樹脂粘土。
小さく小さく…指先わずか2ミリ。
一粒一粒丸めていきます。
アクリル絵の具のオレンジ色をまとうと…
あ!これはもしや…プチプチおいしいあの北海道グルメですね!
小さくて、それなのに、なんてリアル!作る手元につい釘付けになります。
飯寿司に、松前漬け、
ニシン漬け、コマイも!
北海道ならではの郷土料理の数々を、わずか1,2センチの大きさで再現するのは「北海道を愛するミニチュア屋さん」碧aoさんです。
作品作りのモットーは「リアルだけどかわいい」の追求。
北海道出身の碧aoさんは今は本州在住。
「本当に北海道愛をこめてこめて作っている感じです」と笑います。
次に作るのはボタンエビの頭。
殻からつくるなかでこんなこだわりもあります。
「カニの裏とか、エビの裏とか見えないところもこだわりたい」
例えばエビの殻のなかの「味噌」。
透明な殻から透けて見えたリアル感を大切に、赤と青、黒を混ぜた色で内側から色を塗って再現していきます。
出来上がったら次は盛り付け。
ウニを乗せ、エビを乗せ、親指サイズのどんぶり(米粒までしっかり表現されているんです!)がどんどん豪華になっていきます。
最後にいくらをのせていくと…
特選海鮮丼の完成!
碧aoさんの作品は「北海道民だからこそわかる!」というポイントが盛りだくさん。
「そんなポイントをちょっと探しながらみていただきたいのと、あったかいきもちになったらいいなと思って作っているのでそこを感じながら見ていただけるとうれしいです」
リアルでかわいい!そして思わず見入っちゃう、奥深いミニチュアの世界…。
北海道愛あふれる碧aoさんの作品とこだわりの数々をSitakkeで連載でお届けしています!
▼連載|道産子ミニチュアごはん図鑑
文:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2024年2月)の情報に基づきます。