マッツ・ミケルセン新作映画『ラスト・ミールズ』日本配給が準備中 ─ 死刑囚のためのシェフ役を演じる
“北欧の至宝” マッツ・ミケルセンが死刑囚のためのシェフ役を演じる、新作映画『ラスト・ミールズ(原題:Last Meals)』の日本配給準備が進んでいることがわかった。
米によると、本作はカンヌ国際映画祭の併設マーケットにて世界配給権が販売され、日本では株式会社シンカが配給権を獲得した。そのほか、オーストラリアやスペイン、ウクライナ、シンガポール、ギリシャ、ドイツ、オーストリアなど複数の地域で配給権が取得されている。
日本で配給を担当するシンカは、今年60歳を迎えるミケルセンの特別企画を11月に予定しており、初期作や劇場未公開作などの上映を予定しているとのこと。本作は2025年秋よりアイルランド・ダブリンで撮影が開始されるため、この企画とは別物となりそうだが、ミケルセンの出演作品に注目する姿勢がうかがえる。
で来日中のマッツ・ミケルセンからメッセージが到着
絶賛準備中の 生誕60年を祝う特別企画
多忙なスケジュールの合間を縫ってメッセージをいただきました続報をお楽しみに— 映画配給会社シンカ (@SYNCACreations)
本作は刑務所を舞台に、世界一悪名高い「オルトラン」をはじめとする高級料理を通して、罪の意識、死刑、贖罪の概念を探求する物語。元ホワイトハウスのシェフだったが失脚し、今は厳重警備の刑務所で死刑囚の料理を作っているウォルター・カラットは、ハンガーストライキに臨む囚人ジェフリー・リードが食事を拒否することに苛立っていた。ところが直接対面したことをきっかけに、カラットはリードの無実を信じはじめ、真実を明らかにしようと決意する──。
出演者はウォルター・カラット役のミケルセン、死刑囚ジェフリー・リード役の『LOGAN/ローガン』(2014)『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024)のボイド・ホルブルック。監督は『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』(2014)『ザ・ホワイトタイガー』(2021)のラミン・バーラニ、脚本は『Relay』のジャスティン・ピアセッキが務める。
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