劇団アレン座の鈴木茉美によるソロプロジェクト「鈴木茉美のアトリエ」が始動 出演者オーディション開催
第2回カンゲキ大賞を受賞した舞台『いい人間の教科書。』(2023年)をはじめ、舞台『大正浪漫探偵譚』シリーズ、舞台『HIDEYOSHI』などを次々と世に送る、劇団アレン座の座付き演出・脚本鈴木茉美によるソロプロジェクト「鈴木茉美のアトリエ」が始動することが発表された。また、出演者オーディションも開催する。
劇団アレン座は、2017年に旗揚げされ、主宰・プロデューサー・俳優の來河侑希、演出・脚本の鈴木茉美、俳優の栗田学武、磯野大、竹中凌平の5人で構成された劇団。來河侑希は映画『遠いところ」でプロデューサー兼出演を務め、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のメインコンペティション部門にノミネート。栗田学武は初主演映画『未曾有」でタリンブラックナイト映画祭Rebels with A Cause部門にノミネート。磯野大と竹中凌平はともに舞台『ブルーロック』、ミュージカル『東京リベンジャーズ』、舞台『刀剣乱舞』など2.5次元舞台を中心に活躍している。近年演劇界内外で広く評価を受け注目を集めている劇団である。
「鈴木茉美のアトリエ」ではメインキャストを含む出演者のほとんどをオーディションから選出する予定。鈴木茉美の独自の視点と、俳優の演劇に対する情熱・才能を発掘・育成し最大限に発揮する機会であり、新たな演劇の形を作るプロジェクトとなる。劇団発足8年にして初のソロプロジェクトに挑む。
鈴木茉美 コメント
お芝居を知る、演じることを楽しむ、まだ見ぬ自分を発見する、表現する力を身につける、可能性を広げる。未来に希望を持つ年齢的ではなく若い才能たちと共に、演劇を作ってみたいと思いました。その中で、演劇を作ることを 前提に、新しい実験の場として、様々なことを試してみたいと思っています。沢山の方とお会いできたら嬉しいです。よろしくお 願いします!
プロフィール
大学で臨床心理を専攻。行動心理士、家族療法カウンセラー、チャイルドカウンセラーの資格を持つ。沖縄のシングルマザーを描いた映画『遠いところ』の共同脚本を担当し、国際映画祭でノミネートされ、東京フィルメックスで観客賞を受賞。2017年に演出・脚本を務めた『-JYUKAI-DEN」が、伊藤熹朔賞のファイナリストに選出。2022年には佐藤佐吉賞で2作品がノミネート、舞台『秘密基地』で特別賞を受賞。舞台『いい人間の教科書。2023 ver.』では第2回カンゲキ大賞を受賞。劇団アレン座 座付演出・脚本。