楽しさ最大 ありがとうの1年 あくわ小は私たちの 永遠の宝物〈横浜市瀬谷区〉
4月にいずみ野小学校と統合する阿久和小学校。子どもたちが小学校の思い出を残すため、取り組んできた内容を紹介します。
大好きな子どもたちへ荒井智津子校長
私はみんなと一緒に過ごす時間が大好きでした。6年生と1年生が仲良く手をつないで歩く姿を見て、心がほんわかしました。長い廊下を汗びっしょりかきながら雑巾がけをしている姿を見て、えらいなと感心しました。みんなで、サッカーやドッヂビーを楽しんでいる姿を見て、いいね!と思いました。チャレンジフェスタやなわとび集会で、一生懸命がんばる姿にも心を打たれました。阿久和小学校の校長先生になれて本当に幸せでした。
最後に、地域の皆様が温かく支え続けてくださった42年間に心から感謝申し上げます。「未来に巣立つつばめたち」を今後も、温かく見守り、応援してください
最後まで楽しみながら閉校事業実行委員会大澤明子委員長
5人の子どものうち、2番目の子どもから阿久和小学校に通学し始めて15年お世話になり、末っ子が通学した6年間はPTAや保護者会の会長を務めました。その間に30・40周年と関わり、卒業後も閉校委員長をさせていただいております。最後まで楽しみながらやりとげたいと思います。
地域の皆さま方には、いつも子どもたちに寄り添い見守っていただき感謝でいっぱいです。保護者の皆さまも今までありがとうございました。統合されて学校はなくなってしまいますが、皆さんの心の中には永遠に残り続けることを願います。
個別支援学級キラにこ3組
造形遊びでは、心を開放して思いきり遊ぶことで仲間と気持ちのよい時間を過ごしました。
道具の使い方や着色の仕方という基本的な技術を身に付けるだけでなく、自分の思いを豊かに表現する方法を学びました。デカルコマニーやスパッタリング、サンドアートなど多くの技法を体験し、夢中になって表現活動に取り組みました。
1年生なかよしパワー!元気いっぱい
4月にはほとんど跳べなかった長縄が、上手に跳べるようになりました。手をつないだり、入るタイミングに声をかけたりする「なかよしパワー!」のおかげです。
今月の歌では、互いに聞き合ったり、一緒に歌ったりすることで美しいハーモニーを奏でることができました。みんなで声を掛け合い、教え合って過ごしました。
2年生見つけたよたからばこ
自分やみんなの成長を詰めこんだ「たからばこ」が、1年間でいっぱいになりました。
「苦手な野菜が食べられるようになったよ」「返し跳びが上手に跳べるようになったよ」「いずみ野小の友達と芋ほりをしたよ」「育てたい野菜を大きく育てられたよ」。自己決定と思いやりを大切にした1年間で、たくさんの宝物が見つかりました。
3年生大好きわくわくあくわパン
阿久和小特別メニュー「わくわくあくわパン」を届けたいと始まった活動を通して、こども食堂、横山養豚、金澤製パン、区役所、いずみ野小・中学校などの方々と積極的に関わり、自分の気持ちを伝えようとする姿勢が育ちました。
あくわ博やこども食堂で皆様からいただいた励ましや応援が、喜びや達成感につながりました。
4年生キラキラスター大集合
「スターを集めよう」という学級目標に向かって、毎日みんなでミッションを話し合ってきました。
大縄200回達成に向け、「声をかけ合って全員連続跳びの練習をしょう」、欠席が多い日には、「友達の仕事もみんなで協力しよう」など、その日に合ったミッションを短時間で考え、互いに声を掛け合いながらミッションをクリアしていく姿に成長を感じました。
5年生伝えよう愛・感謝・未来
いずみ野小の友達と協力して育てたお米を使用して「あられ」を製作しました。
阿久和小を大好きな気持ち(愛)、これまで見守り育ててくれた地域への感謝、統合して今後一緒にがんばっていこうの気持ち(未来)を伝えたいという思いがさらに高まり、多くの方々に届けることで、たくさんの成長につながった1年間でした。
6年生楽しさ最大ありがとうの1年
最高学年として、みんなが楽しむために何ができるかを考え、熱い思いをもってわくわくあくわの日やあくわ博のプロジェクションマッピングに挑戦しました。
ニャールとともに阿久和小の思い出をめぐる絵本「えいえんのたからもの」の制作にも取り組みました。優しくて頼れる6年生のリーダーシップで、楽しさ最大の1年になりました。