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<職場の嫌なヤツへ>退職日。さんざんヒドいことをしてきた同僚への挨拶はナシでいいですか?

ママスタセレクト

仕事での人間関係は、働く人々の頭を悩ませがちでしょう。たとえば人間性を疑うような上司がいたとしても、日々顔を合わせたり、業務上必要な会話をしなければならず、相手への嫌悪感をいっそう募らせることも珍しくないはず。職場の嫌いな相手をめぐって、こんな相談が寄せられています。

『退職するとき、嫌な人には挨拶なしでいいと思う? ひどいことを言われすぎて顔も見たくない。その人以外にはプチギフトを渡す予定なんだけど……』

「ひどいことを言われすぎた」とのことで、投稿者さんが傷ついたり憤慨したことは一度や二度ではなさそうです。退職を決意した際は、泥沼状態の関係性に終止符を打てることに安堵したでしょう。しかし退職にあたって、はたと嫌いな相手への挨拶やお礼の品について思い当たったようです。「顔も見たくない」ほどの嫌悪感のある相手への対応、ママたちの意見やアドバイスを覗いていきます。

好印象で終わりたい。「大人の対応」が無難?

『嫌いな人にはどう思われようがいいけど、他の人に「いい大人が……」って思われるのが嫌かも。挨拶すれば好印象で終われる』

『それを見た人はどう思うかだよね。大人の対応で形だけはちゃんとする』

おそらく大多数の人の本音としては、嫌いな相手への挨拶やお礼の品はナシで済ませたいところでしょう。しかし本音はあくまで本音として、大人の対応できれいに去るのが無難だとするママがちらほら。ほかの人と差をつけず、建前で「お世話になりました」と挨拶をしたり、お礼の品を渡したりする「立つ鳥跡を濁さず」の去り方はまさしく大人の対応。周囲の人からの好感度を保てるのもたしかでしょう。

「大人の対応」のアドバイスを受けた投稿者さんだけど……

『大人の対応、私にはできそうもないな~。私は好印象でなくてOK。自分の素直な気持ちを大事にしていくスタイル』

相談を持ちかけた投稿者さんでしたが、じつは心は決まっていたようですね(笑)。「自分にしっくりくる」という観点で、無難に挨拶をすることを選ぶ人もいれば、率直な思いに従って挨拶をしないことを選ぶ人がいるのでしょう。投稿者さんタイプのママも少なくありません。

『うん、別に良い人ぶらなくていいと思う』

『周りの人に非常識って思われても結構。そもそも相手が嫌なことばかり言ってくるのが悪いんじゃん?』

「好感度なんてクソくらえ!」のスタンスをとるママたち。自分に向けて不快な言葉を放ち続けた相手。そんな人間性に対して、形だけでも挨拶やお礼をする価値はないのだとでも言いたそうです。こちらにはこちらの事情と感情があるのだと、周囲の目を気にかけない潔さを感じさせますね。

いっそのこと!手間いらずのアドバイスも

同時に以下のようなアイデアもママたちの支持を得ました。

『もう、全員にお菓子ドーンでいいんじゃない? 挨拶だけは仲良かった人だけにして、嫌いな人には何も言わない』

そもそも嫌な相手を考えて頭を悩ませること自体が、考え方によっては時間を無駄にする行為なのかもしれません。いっそのこと、あれこれ悩む必要のないこちらの案は良策に思えますね! 嫌な相手への個別の挨拶を、手軽にさりげなく、避けられる点にママスタコミュニティのママたちは大きなメリットを感じたようです。

私は逆襲して去りました。ママたちの痛快エピソード

一方で嫌な思いをさせられてきた相手に、逆襲を試みたいと思うのも人間の自然な心理でしょう。「立つ鳥跡を濁さず」のことわざなど意に介さず、周囲の人をヒヤヒヤさせたり、痛快な気分にさせたり。好奇心そそる、ママたちの経験談もぜひご覧ください。

『嫌なやつが休みの日を退職日にして、お菓子をその人だけ配らなかった。その隣の人も休みだったけど、隣の人の机には置いてきた』

『挨拶はした。しかし「お世話になりました」のハンカチはその人以外に渡した。私は晴れ晴れと退職できました』

『前の職場はひとりひとりから一言と握手があったんだけど、嫌な人から握手はなく「お疲れさま」の一言だけだった。私は「陰湿なことをされたので、パワハラ相談を考えたけれど、それも面倒で転職します。他の人にはしないでくださいね」って返したよ。その後異動させられたらしいよ』

「嫌な行為に気遣いは無用」「因果応報」などといわんばかりのママたち。強気な去り方を選ぶかどうかは、それぞれの人の考え方や性格によるところが大きいでしょう。誰もができることではないと思われますが……ここぞとばかりに自身の気持ちを表明することは、きっと精神衛生上ヘルシーなことで、スカッとする気分も味わえますね。くわえて最後のエピソードのように、同僚を救うことに繋がることだってあるのかもしれません。

冷静に自分のために、去り方を決めればヨシ

嫌な相手を前に嫌な感情が湧きおこるのはごく自然なことで、投稿者さんの退職日にも怒りや不安に苛まれることもあるでしょう。一方でそんなネガティブな思いに感情のすべてを任せることのない冷静さや、確固たる自分の意思を持って去れば、気持ちよく退職できそうです。最後は固い信念を感じさせる2種類の去り方をご紹介。

自分が好きな自分でいられるように

『私は挨拶をしないのは自分のレベルを下げてしまうと思ったから、嫌いな相手にも事務的に挨拶したよ』

余裕の涼しい顔で

『嫌な相手がいたからこそ、私は余裕の笑顔でサヨナラした。全体に向けての挨拶で「○○さんには大変お世話になって、良い人生勉強になりました」と話したら、相手はすごくバツの悪い顔をしてた。そりゃそうだよね、みんなその人のパワハラ知ってたもん』

形は異なれど、自分のレベルを下げない、余裕の笑顔で去るという姿勢からは、芯の強い「ブレない心」が感じられ、筆者の目には格好よく映るコメントでした。どこか「涼しい顔」やあっけらかんとした気分を感じ取ることができて、頼もしさがありますね。

何にせよ自分が納得できる去り方を選べば、すがすがしく退職できるでしょう。投稿者さんの納得のいく退職日になることを、陰ながら応援しています!


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