安心安全セーフコミュニティ 厚木市 16地区を推進地区に指定
厚木市は7月24日、「安心・安全セーフコミュニティ推進地区」の指定式を市役所で行った。今年度は市内16地区が指定を受け、地区の代表者らは地域の防犯活動の強化や促進などに取り組む決意を新たにした。
指定式は、地域における防犯活動の強化を目的に自治会関係者などで組織する「安心安全なまち会議連絡会」と市が行っている。指定を受けた地区は、防犯パトロールや研修会の開催など地域の実情に合わせた取り組みを展開し、犯罪の起きにくい環境づくりに取り組んでいく。
推進地区の代表者は山口貴裕市長から指定書を受け取り、厚木警察署の横田和道署長からは「安心・安全」と書かれたプレートが手渡された。
山口市長は「日頃から地域の見守り活動など、安心・安全なまちづくりに協力いただき感謝している。今後も犯罪に強いまちを目指すため、皆さんのお力添えをいただきたい」とあいさつ。横田署長は「市内では、自転車の盗難や事故が増加しているため、盗難防止やヘルメット着用を呼びかけ、皆さんが安心して過ごせるよう努力していきたい」と述べた。
今年度指定を受けた睦合西地区の代表を務める平野亮二さん(68)は、「犯罪の防止や交通安全、けがの予防など、セーフコミュニティの取り組みを充実させ、身近な安心・安全活動を積極的に展開し、誰もが安心して安全に暮らせるまちづくりを推進します」と宣言した。
市は2008年にセーフコミュニティの認証取得に向けた活動を開始。10年に初めて認証を取得した。21年には3度目の認証を受けている。
今年度指定を受けた地区は以下。大手南/天王町/厚木南/上依知・猿ヶ島/依知南/睦合北/睦合南/睦合西/荻野/小鮎/高坪/愛甲石田駅周辺安心・安全セーフコミュニティ推進地区/玉川/森の里/相川/緑ケ丘