【習志野市】見守る目がある街 地域を守る若き勇者たち「キラット・ジュニア防犯隊」
どうして小中学生が防犯活動を?…習志野市独自の「キラット・ジュニア防犯隊」に市内小中学生が立候補しました。「街の安心安全を自分たちで守る」と青い帽子とTシャツで地域活動を開始しています。
「自分たちで街を守る」子どもたち
よく晴れた6月21日、習志野市役所で「キラット・ジュニア防犯隊結団式」が開催され、市内の小中学生68人が晴れやかな表情で式に臨みました。
防犯隊が誕生して今年で20周年。
結成当時、千葉県では空き巣などの軽犯罪が多発し、治安への不安が高まっていました。
そんな中、習志野市では「地域ぐるみの防犯」への動きが活発化し、この活動が始まりました。
防犯隊のスローガンは「犯罪の被害者にならない、犯罪の加害者にならない、犯罪を他の人にさせない」。
自分たちで地域を守るという意識が防犯隊員に脈々と受け継がれています。
中学生の村松さんは「街の安全を守りたい。防犯マップをみんなで作るのが楽しみ。笑顔が増えたらうれしい」と真っすぐなまなざしで語ってくれました。
人と人をつなぐ、地域ぐるみの活動へ
この取り組みは、他の市では見られない習志野市独自のもの。
先生たちの協力の下に学校で募集が行われ、子どもたちは自ら手を挙げて活動に加わっています。
活動を通して市民としての意識が育まれ、卒業後に市職員や警察官になった例もあるとか。
また、異なる学校、学年の子どもたちが出会い、成長し合う場としても機能し、街頭キャンペーンでは高齢者との交流が生まれるなど防犯活動にとどまらず、人と人とをつなぐ貴重な交流の機会にもなっています。
正義の色である青色の帽子とTシャツに身を包み、地域の安心を守る一歩を踏み出した子どもたちは、りりしい表情を見せていました。
(取材・執筆/ムーヴ)