ドッジボール 「大和勢」関東に照準 予選に向けて日々精進〈大和市〉
大和市を拠点に活動する小学生のドッジボールクラブ「大和」(馬場勝監督)と、大和の7選手が所属する女子連合チーム「Kanagawajewels」(須藤和恵監督)がそれぞれ2月4日と23日、山梨県で3月に開催される「第8回春の関東ドッジボール選手権」(主催/関東ブロック連絡会)への出場権をかけ、県予選に臨む。
「大和」は市内の小学生を中心に編成された男女混合のクラブチームで、「全国出場」を目標に活動する。過去に全国大会3位の実績を誇る。上和田小学校で行われている練習のほか、夏合宿や練習試合などを通して、チーム力の強化に励んできた。
「Kanagawajewels」は、大和市をはじめ、海老名市、相模原市など県内のクラブに所属する女子選手の連合チームで、大和からも7人が主力として活動する。22年に女子ドッジボール大会の最高峰に位置付けられる「全日本女子総合選手権」で準優勝した強豪で、大和を率いる馬場監督は「大和の選手たちの活躍はうれしい」と目を細める。
大和は、2月4日(日)に相模原市で開催される「第33回春の全国小学生ドッジボール選手権神奈川県大会」に出場する。一方、Kanagawajewelsは、2月23日(祝)に厚木市で行われる「春の関東ドッジボール選手権女子単独の部代表決定戦」に挑む。
馬場監督は「練習は嘘をつかない。悔いの残らない試合をしてほしい」と両チームの選手たちにエール。Kanagawajewelsの須藤監督は「チームワークは全国一だと自負している。試合でも強みを活かしてほしい」と選手たちに期待を寄せている。
大和の主将でjewelsの選手でもある藤巻詩弓さん(桜丘小6年)は「6年生にとっては最後の大会。練習の成果を出せるよう臨みたい」と意気込みを語った。