【動画】2025上越市長選 小菅淳一氏が事務所開き 「一人一人に寄り添う市政」
任期満了に伴う2025年10月26日の上越市長選挙に出馬を表明している元外交官の小菅淳一氏(73)が8月31日、事務所開きを行った。同市藤巻の事務所には約180人(主催者発表)が集まった。小菅氏は「『信頼と誠実』をモットーに一人一人に寄り添う市政を行いたい」などと述べた。
《画像:決意を語る小菅氏》
小菅氏は「人口減少などのほか、上越市の喫緊の課題はリーダーシップの問題。現状に大変な危機感を感じ、矢も盾もたまらず手を上げた」と出馬を決意した気持ちを話した。五つの政策として、地域の活性化、経済・産業の発展、未来を担う子どもなどの支援、医療・福祉・介護の充実、安全安心の確保を挙げた。
《画像:事務所開きでは支持者らが集まり神事が執り行われた》
また、西郷隆盛の遺訓を引用し「私利私欲はまったくない。野心があるとすれば、上越のために何事かをなして、少しでもいいまちにして死んでいきたい」と話した。また「外務省では『静かに事を成就する男』という異名をもらっていた。心の中は情熱でたぎっている。完全燃焼させてよりよい上越をつくるため奮闘していきたい」と決意を述べた。
石田誠夫後援会長、前市長の村山秀幸選対本部長らがマイクを握り支援を訴えたほか、来賓として高鳥修一前衆議院議員らがあいさつした。
次期市長選には、現職の中川幹太氏(50)、元市長で市議の宮越馨氏(83)、市議の丸山章氏(70)、市議で元議長の石田裕一氏(62)が立候補を表明しており、元参議院議員の風間直樹氏(58)が立候補する意向を固めている。