新商品にお墨付き 市が5社を認定・支援
新規性の高い優れた商品を生産する市内の中小企業や商品を市が認定する「八王子市中小企業新商品開発認定制度」。昨年度までに70商品を認定しており、2月3日には今年度の認定式が行われ、新たに5社5商品が認定された。
独楽(こま)から不燃木材まで
今年度の認定商品は次の通り。▽株式会社そろはむ(並木町)競技用独楽「オオルリ」:市の鳥をイメージし技をかけやすい造りになっている独楽▽株式会社造研(堀之内)緩衝材製造機PACO-180:2層式で空気が漏れにくい緩衝材を製造できる▽株式会社夢現舎(南大沢)地域DX化情報基盤アプリ/サービス『mD-Signage5』:行き先に応じた観光情報などが閲覧できるアプリサービス▽株式会社ガリレオ(横山町)オンプレミスAIカメラソリューション:クラウドを使わず自社管理できるセキュリティーカメラシステム▽株式会社ニッコー(横山町)ニッコー・液体ガラス(R)による不燃木材:木材に塗布すると燃えにくくなる液体ガラス
認定式では、各企業が認定品の開発経緯や技術を紹介。初宿和夫市長も感心して説明に聞き入っていた。今回認定した商品は、必要に応じて市が購入することなどで販路拡大を支援する。