相鉄グループが「横浜駅西口大改造構想」を発表 将来のまちはどんな風に変わる?
相鉄グループの相鉄ホールディングス・相鉄アーバンクリエイツは11日、「横浜駅西口大改造構想」を発表しました。
横浜駅西口は終戦後の1952年に相鉄グループが土地を取得し、本格的な開発がスタート。1956年に髙島屋ストアと横浜名品街が開業し、1973年には「相鉄ジョイナス」、1988年に「相鉄ムービル」、「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」などが誕生し、今や日本でも有数の繁華街として知られています。
しかしながら開発着手からすでに70年あまりが経過しており、安全性や機能性の面からも新しい時代に合わせた都市の再開発の必要性が高まってきました。
そこで、上位計画である「エキサイトよこはま22」を踏まえ、周辺地区と連携した新しい時代に相応しい、魅力的なまちづくりを目指して本構想を始動。
現在の横浜駅西口の魅力に、「Wellーbeing=豊かさ」をプラスした“Well-Crossing”というコンセプトでまちづくりを進めていくとします。
現時点では、2040年代に本構想を実現することを目指し、2020年代後半から相鉄ムービルの建て替え工事に着手する計画です。今後は本構想の本格的な始動に向け、横浜市と連携して地域の方々や関係者へのアプローチを積極化、検討を深度化していくとしています。
相鉄ホールディングズ・相鉄アーバンクリエイツの示した将来像
◆官民で連携して取り組む公共空間の整備方針
「横浜駅西口大改造構想」で生まれる活動・シーン
◆日常を豊かにする新しいサービスにであう
アトリウム内の体験ラボでは、住民やインバウンド観光客がWell-being サービスを体験しています。ここでは、ロボットやサイネージが横浜での楽しい1日の過ごし方を提案したり、バーチャルレッスンが開講されたり、最新技術を活用して皆が気軽に趣味や楽しみを見つけられる場になっています。
◆発想を高めあう ビジネスパートナーにであう
国際的なシンポジウムののち、アフターパーティーを開催。多国籍のビジネスパーソンが意気投合し、新たなコンテンツの作戦を話し合っています。
◆横浜を24 時間楽しめるエンターテインメントにであう
リニューアルが進んだ横浜駅西口は、24 時間ワクワクが尽きません。ナイトクラブでは、若者はもちろん、国内外の観光客が夜もイベントを楽しんでいます。
◆開発した技術の実装にチャレンジ
まちのなかのひろばでは、コワーキングオフィスでうまれた新しいWell-Being サービスの実証実験が開催されています。近隣に住む子供やオフィスワーカーたちが実証実験に参加している様子を、開発者たちはドキドキしながら眺めています。
◆誰でもイベント運営にチャレンジ
ひろばに置かれたステージでは、市民の企画したトークセッションが行われ、軽食をつまみながら子供も大人も興味をもって参加しています。毎回多様なイベントが行われるため、新たな発見に出会えると評判になっています。
◆創作活動のおひろめにチャレンジ
アーティストがアトリエを開放して展示を行っており、道行く人々が興味をもってのぞきに来ています。このストリートではいつもセンスをくすぐる新たな出会いがあります。
◆水辺のマーケットで過ごす
水辺のひろば周辺では歩行者空間が広がり、にぎわいの中にゆとり・うるおいが生まれました。ひろば・ストリート一体でオープンマーケットが開かれ、地元の家族連れや観光客が入り混じって、楽しく食事をしています。
◆職住近接のヨコハマライフ
横浜のまちや港が一望できるサービスアパートメントのラウンジで、滞在中のビジネスパーソンたちが次のビジネスに向けたアイデアをあれこれと話しています。
◆まちの刺激を受けながら仕事する
近所のオフィスに勤めるビジネスパーソンはふらっとこの川沿いのテラスを訪れ、川でSUP やボートを楽しむ人など様々な人の活動を見ながら仕事のアイデアを練っています。
(画像:全て相鉄グループ提供)