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藤枝MYFCのエース矢村健、今季15点目は“らしさ”満載のスーパージャンピングボレー!「感覚信じて打った」

アットエス


J2藤枝MYFCは試合終了間際まで昇格同期のいわきを1点リードしながら痛恨のドロー。ただ、エース矢村健選手は前半16分、「練習からあの位置の動き出しを『狙ってくれ』と話していました」という新井泰貴選手の後方からの浮き球を、鮮やかなダイレクトボレーでたたき込み、今季15点目を挙げました。

>>【フォト】終了間際、耐えきれず…藤枝MYFC、痛恨の失点でいわきと1−1ドロー<J2第34節>

一問一答

ー率直に試合を振り返って。
「相手の武器(のロングスロー)で失点してしまったところは悔しいです。勝ちきれない、守り切れない、前半のボールが動く時間帯にもう1点取れないという自分たちの弱さを感じて、まだまだたくましくならないといけないなと思いました」

ー前半は主導権を握っていた。
「だからこそもう1点が絶対に必要でした。1−0で支配してたからこそ少し怖いなとも思っていて、後半は予想外の(大雨でピッチに水が浮いてボールが止まる)展開になりました。でも、無失点に抑えることは不可能ではなかったので、そこはツメの甘さがありましたし、本気で覚悟を決めたチームの戦いを見せられたら良かったです。誰も手を抜いていないし、走ってました。だからこそ、勝ちきりたかった。負けよりも悔しいです」

ー先制ゴールのシーンは後ろからのボールをダイレクトボレー。
「新井選手からいいボールが来て、それをダイレクトで合わせた感じでした。紅白戦や練習で、あのような形でボールを持った時に『(自分を)狙っていて』と、常にコミュニケーションを取っていたので、それが形になったゴールでした。

(新井選手は)スペースに落とすボールを蹴れる選手なので、そこを信じて走った結果です。ようやくお互いにアシスト、ゴールを決められました。

あの位置のボールを練習するのは難しくて、実戦形式の中で準備して走ってはいますけど、実際にボールが通ることはほぼないです。それが試合で出たのは本当にいいことだと思います。最後はトラップすることは考えていなくて、自分の感覚を信じて打ちました。『らしさ』が出たゴールだと思います」

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