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すぐれたビジネスプランを表彰、三十三フィナンシャルグループのコンテスト

YOUよっかいち

一般コースでグランプリの表彰を受ける甍エンジニアリングの小栗和彦社長=四日市商工会議所

 「33FGビジネスプランコンテスト2024」の表彰式が3月18日、三重県四日市市の四日市商工会議所で開かれた。88件の応募作の中から選ばれた「一般コース」の8件と「学生コース」の3件、計11件にグランプリなどの各賞が贈られ、その後、受賞者による発表があった。

 一般コースのグランプリに選ばれたのは、甍エンジニアリング株式会社の小栗和彦代表取締役社長(愛知県半田市)。軽くて長持ちする新屋根材「タイルーフ」の開発・販売についてのビジネスプランだった。学生コースの最優秀賞には中部大学経営情報学部の村瀬歩見さん(愛知県春日井市)の「電力を使わないコンパクトな常温自動販売機」が選ばれた。

 コンテストは三十三フィナンシャルグループ(三十三銀行、三十三総研)の主催。西日本電信電話株式会社三重支店、株式会社東名が協賛し、経済産業省中部経済産業局、三重県、愛知県、名古屋市、三重県内各市、日本政策金融公庫、三重県信用保証協会が後援した。

 同フィナンシャルグループの道廣剛太郎代表取締役社長が開会あいさつし、今回の応募では地域に眠るものを活用する、弱者のために役立とうとする、ICT(情報通信技術)を活用するもの、が多く見られたが、なかでも受賞作は独創性や新規性に優れていたことを紹介、受賞を機に、さらに、それぞれの夢の実現に向かっててほしいと期待を述べた。

 受賞者には、今後、ビジネスプラン実現のための同フィナンシャルグループなどの支援がある。表彰式や受賞者発表のあとには、受賞者や関係者らによる懇親交流会も開かれた。

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