<実母が義妹を傷つけた?>産後ボロボロ……義父「里帰りが長い」義妹「甘えすぎ!」【まんが】
これは数年前の話です。私の名前はミサキ(34歳)です。2週間前に第一子リンカを出産しました。夫のエイジと暮らしているのは、義実家から5分ほどの賃貸マンションです。しかし現在出産して病院から退院後、私だけ実家へ里帰りしています。
妊娠中からなんの問題もなく出産を迎えられたのに、産後は体調が不安定でした。そんな中でもリンカの授乳やおむつ替えは、昼夜問わずノンストップ。 睡眠不足がさらに体調不良に拍車をかけます。掃除や洗濯、食事の支度を母に頼りながら、なんとかリンカを育てているといった状態です。
義父のテツオさんと私より2歳年上の義妹であるカオリさんが、リンカに会いにわが家へやってきました。義父は定年退職をしており、カオリさんもつい先日派遣の仕事をやめたとのことで、きてくれたのは平日。エイジはいません。 義父もカオリさんもリンカをとてもかわいがってくれました。しかしその後、義父はお茶を飲みながら唐突にこんなことを言いはじめます。
カオリさんの顔が真っ青になり、唇を震わせながら声を荒げました。
カオリさんは泣き止みません。そうこうしているうちにリンカも泣きはじめ、リビングはリンカとカオリさんの泣き声が入り混じるというカオスな空間に……。私はリンカを抱っこしてあやし続けますが、どうしようもなく気まずい雰囲気に押しつぶされそうでした。
ここまでのトラブルに発展してしまったので、念のためエイジにメッセージを送って報告しておきます。その後、義父から電話がかかってきました。
エイジがそこまで私とリンカを守る覚悟を持っていたことが嬉しくて、視界が涙でにじみます。 こうして今回は、エイジのやさしさに甘えさえてもらうことにしました。今後の義実家とのやりとりはすべてエイジに任せ、私はリンカのお世話と産後の回復につとめようと思います。
義妹の気持ち
私の名前はカオリ(36歳)。先日派遣の仕事をやめ、現在は家事手伝いをしています。実家で父と二人暮らしです。義姉(ミサキさん)のお母さんから「あなたの家はお母さんが亡くなっているから、ミサキの産後の手伝いをしてくれる人がいない」と言われてしまいました。うちの母だって好きで死んだわけじゃないのに……悔しくて悲しくて、その日は一日中涙が止まりませんでした。
今の私は求職中で、お付き合いしている相手もいません。実家でお世話になっていることもあいまって、潜在的に自分の状況をコンプレックスに感じていたようです。自分で自分を追い込んでいる中、私より年下のミサキさんが出産したことで、どうしようもない妬みや焦りが生まれてしまっていたのかもしれません。 だからこそ情緒不安定で……ミサキさんのお母さんの言葉を必要以上に卑屈に受け止めて、あんな騒ぎを起こしてしまったのだと思います。これから、兄夫婦には謝罪をしたいです。