吉野家の「お歳暮2024」に入ってたレシピが超簡単なのに “やみつき” のウマさ / 福袋の牛丼の具の消費にも最適
福袋とほぼ同時期に販売される吉野家のギフト「お歳暮」。今年はお歳暮の方が中身が充実している気がしたので、福袋特集で掟破りのお歳暮購入をしたことは以前の記事でお伝えした通りだ。ゆえに、私(中澤)の手元には牛丼の具冷凍パックが大量にある。
毎日のように牛丼祭りとなっている現在。これだけ牛丼の具があるなら、全部普通に食べるのももったいない気がした。ちょっとくらい冒険したっていい。そこで目をつけたのが、お歳暮に同封されていたアレンジレシピだ。
・公式アレンジ
そう、お歳暮には両面にアレンジレシピが書かれた紙が同封されていたのである。紙ペラ1枚なので2つだけだが、どうやら冷凍牛丼の具を使ったアレンジのようで、調味料を加えるだけでなく結構しっかり調理している感じだ。そのガチさに公式オーラが漂っている。
中でも、失敗しにくそうに感じたのが、表紙になっていたレシピ。その名も……
「牛バターガーリックライス」である。準備するものも、牛丼の具とご飯以外は調味料だから切ったりする手間もない。そこでサクッと作ってみることにした。作り方は以下の通り。
【材料】
冷凍牛丼の具 1袋
ごはん 350g
小ねぎ 3本(小口切り)
バター 10g
にんにくチューブ 10cm
しょうゆ 小さじ1
塩こしょう 少々
【作り方】
1.戻した牛丼の具をフライパンに入れ中火にかける
2.煮汁が半分くらいになったらバターとにんにくチューブを入れる
3.ごはんを加え炒めて、小ねぎを加え炒め合わせる
4.醤油を入れ、塩こしょうで味をととのえる
5.盛り付けたら完成。お好みでバターを乗せたり、ブラックペッパーをかけたりして
──炒めている時に香り立つ醤油とバターとにんにくの匂いにこう思わずにいられない。「こんなんどう転んでもウマイやん」と。そして、もったいぶらずに言ってしまうと、私が作ったものも普通にウマかった。
・感覚調理でも形になるから簡単
吉野家の牛丼の具の旨みが全体に広がりつつも、カリカリになった牛肉が普段と違う食感。さらに、バターと醤油が癖になるコンビネーションを発揮している。ちょっと手間かけてももう1度やろうと思えるくらいにウマイ。
料理中の様子を見てもらえれば分かると思うが、私の調理はかなりアバウトである。小ねぎはパックを適当に入れただけだし、醤油は小さじ1杯というのではなく普段の調理の感覚で入れてジャーっと和えただけ。それでも問題なくウマく仕上がったことに、懐の深さを感じた。
適当に作ってもなんとなく形になるこのレシピ。例えば、最後に温泉卵やチーズをトッピングしたり、自分なりのアレンジの幅も広そうだ。材料はレシピに記載されたものをそのまま記載しているので、これを目安として、自分だけの牛バターガーリックライスを追求するのも一興である。
・色んなレシピが掲載
なお、吉野家が公開しているアレンジレシピはどうやら紙に記載の2つだけではないらしい。付録の紙の裏面右下に「詳しくはWEBをチェック!」とQRコードが載っていたため、アクセスしてみたところ、多種多様なアレンジレシピが掲載されていた。
肉じゃが、和風牛肉うどんなどの簡単なものから、クロックムッシュやタルティーヌなどのガチアレンジまで。吉野家の色んな側面が感じられるかと思うので、福袋、お歳暮を買った方は、自分に合いそうなものを試してみるのも良いだろう。
参考リンク:吉野家
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.