家を出て映画館に行こう~日本最北端のミニシアター『シネマディクト』の挑戦~
『ニュー・シネマ・パラダイス』という映画をご存知ですか?
戦後のシチリア島。小さな町の映画館『パラダイス座』は、街の人々にとってなくてはならない場所でした。少年トトは映写技師アルフレードと友情を育み、映画の魅力に取り憑かれていきます。
しかし、時代が移り変わる中で映画館は衰退し、ついには『パラダイス座』は閉館、取り壊しへ。そんな物語。
青森市にある本州最北端のミニシアター『シネマディクト』もまた、映画を愛する人々によって支えられてきました。
本州最北端のミニシアター『シネマディクト』(青森市)
古くは『奈良屋劇場』の名ではじまったこの映画館のスクリーンに映し出される物語に、人々は涙し、笑い、心を震わせた思い出が詰まっています。
沢山のシアターを複合するシネコンでは決して味わえないミニマムな空間や少しマニアックともいえる作品チョイスがシネマディクトの魅力の一つです。
黒を意味するシアター『ノアール』(55席)赤を意味するシアター『ルージュ』(150席)ミニシアターならではの作品チョイス
しかし、シネマディクトは開館から28年が経ち、映写設備や空調・トイレの修繕や更新が必要になっています。
さらに、道行く人々が気軽に集い映画の余韻も語り合えるカフェスペースやシェアオフィスを新設し、人に、そして町に愛される映画館となるため、シネマディクトは今般、改修プロジェクトに踏み出しました。
改修予定の1階スペース(現在はイベント時のみ開放)往年の貴重なポスターも残る
つまり、シネマディクトは『パラダイス座』とは異なる道を歩もうとしています。
『閉館』という退路を断つ覚悟を持って、本プロジェクトを立ち上げたのです。
この挑戦には、西青森市長や俳優・松山ケンイチさんなども賛同。
映画を観るだけでなく、その感動を分かち合える場所を残す、そんな想いをこめたプロジェクトにあなたも加わりませんか?
プロジェクトの支援者には、劇場の『ポスター階段』に名前を刻む特典も。
この映画館の未来に、あなたの名前を残しませんか?
ポスター階段(ここに支援者の名前が刻まれます・・・!)
映画を、映画館を愛する力で、青森の“シネマパラダイス”を未来へ——。
皆様の温かいご支援をお待ちしています!
代表取締役社長兼映画興行師の谷田恵一氏
家を出て映画館に行こう。
byくどお
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本州最北端にある、青森の伝説のミニシアター「シネマディクト」を残したい – クラウドファンディングのMotionGallery