太尾小 50周年の幕開けへ 地域と学校 知る場に
太尾小学校(館雅之校長)は3月8日、創立50周年記念企画「太尾ふるさとサロン」を開催。第1回目となる今回のテーマは「太尾小に集まろう!」。卒業生や地域住民が校舎を訪れ、歴史や思い出を語り合う場となった。
同イベントの主催は、太尾小学校創立50周年記念実行委員会(竹崎理浩委員長)。令和7年度から始まる周年イヤーのコンセプト”歴史を紡ぎ共に育む未来の種”のもと、児童だけでなく、卒業生や地域住民にも学校を身近に感じてもらおうと企画された。竹崎委員長は「太尾小を核として、老若男女がつながる地域にできれば。50周年という節目に改めて広めたい」と、思いを語る。
思い出を語らう
「太尾小に集まろう!」は、在校生や卒業生に限らず、誰でも参加できる企画として実施。当日は、卒業生や地域住民の飛び入り参加も見られた。参加者たちは校舎を探訪し、当時の思い出などを語り合った。
2008年卒業の横山日香さん(大曽根在住)は、夫と1歳の娘と飛び入り参加。「卒業式ぶりに来たけど、思ったより当時のままで。とても懐かしい」と笑顔を見せた。1990年卒業の女性(大倉山在住)は「校舎の中は、いろいろ変わってきれいになって。でもあのイルカの絵=写真下=は変わらない」と、共に参加した同級生たちと思い出話に花を咲かせていた。
今後のイベント
「太尾ふるさとサロン」は全4回を予定。第2回は6月14日(土)「太尾(大倉山)をもっと知ろう!」、第3回は11月9日(日)「学校を語ろう!」、第4回は2026年2月11日(水)「記念コンサート」を開催する。
館校長は「この機会に学校や太尾(大倉山)の歴史を振り返り、地域との絆を深める場を設けられたら」と期待を込めて語った。なお、記念式典は2025年12月14日(日)に同小学校での開催が決定している。