【旭川】ここにしかない贅沢!「桜香る」春のアフタヌーンティーに隠された、地元ならではの温もり
北海道・旭川市は、全国の菓子が集まる「あさひかわ菓子博2025」の開幕を5月末に控えているなど、今、スイーツが熱いマチなんです。
忙しい毎日に、ほっと一息、‟ごほうび糖分”を。
今回は、4月から市内のホテルで始まった、「旭川」にこだわったアフタヌーンティーのご紹介です。
連載「ごほうび糖分」
ほぼ毎日予約が埋まる大人気企画
アフタヌーンティーが楽しめるのは、JR「旭川」駅から徒歩15分ほどのホテル「OMO7旭川(おも) by 星野リゾート」です。
ガイドによるディープな地元ツアーなど、旭川を楽しみつくす企画を季節ごとに実施しています。
この春、5月31日まで行われるのが「桜香るアフタヌーンティー」。
昨年はほぼ毎日予約が埋まる大人気企画で、4月10日から始まった今年も、初日から多くの予約が入っているそうです。
さっそくいただきましたが、下段のキッシュやエッグバーガーもしっかりした味わいで、中段からはスイーツがたっぷり。いちごがまるごと乗ったタルトやカヌレ、上段には桜の花びらを使ったベリーヌなど、春らしい甘さを感じられるとともに見た目も華やか!
でも、こだわったのは味だけではありません。
旭川らしさで温もりを
今年のこだわりは、そのアフタヌーンティースタンド。
なんと日本五大家具の一つ、「旭川家具」のメーカーと開発した、木のオリジナルティースタンドなんです。
この木のアフタヌーンティースタンド、春の魅力を作るチームが「旭川らしさ」そして「ここでしか体験できないものを」と検討を重ねる中で浮かんだアイディアだといいます。
去年の夏に旭川家具組合に相談したところ、木製小物の制作を得意にしている「ササキ工芸」を紹介されて、製作が始まりました。実はこの春に向けて、ということでは、時間のない中での難しい作業でした。
ササキ工芸は単に制作するだけでなく、コラボレーションとして取り組むことに積極的に対応してくれたそうです。
お菓子を並べたときの雰囲気を意識したり、持ち運ぶ際に重たくなりすぎないよう樹種選びにもこだわって制作されました。
主役のスイーツを生かしながらも、木の温もりを随所に感じられるデザインになっています。耐水性や抗菌性も考慮されています。
こだわりのつまったスタンドはとても美しく、そのフォルムを見ているだけでも楽しくなります。そして旭川家具をもっともっと知りたくなってしまう逸品です。
もうひとつのこだわりがアフタヌーンティーの主役の紅茶です。ホテル近くの「石渡紅茶本店」の紅茶を楽しむことができます。
人気のいちごフレーバーに加え、今年はオリジナルブレンドも登場。より深くスイーツを楽しむことができます。
旭川家具、そしてホテルのご近所さんとのコラボレーション。
旭川の「マチとつながる」ホテルのコンセプトを体現しています。
アフタヌーンティーが提供されるカフェ&バルには、本物さながらのエゾヤマザクラがディスプレイされていて、天候に関わらずゆっくりと、落ち着いて桜を楽しむことができます。
まだまだ桜の開花は遠い旭川で、桜を楽しむことのできる貴重な場所。足を運んでみてはいかがでしょうか?
「桜香るアフタヌーンティー」
・場所:OMOカフェ&バル
⇒OMO7旭川(おも) by 星野リゾート内(北海道旭川市6条通9丁目)
・期間:2025年4月10日〜5月31日
・時間:午前11時〜午後5時(午後4時半ラストオーダー)
・料金:アフタヌーンティー 4,000円(税込)
・定員:1日30名
・予約:専用予約サイトで受付
連載「ごほうび糖分」
文:HBC旭川放送局
画像:「OMO7旭川(おも) by 星野リゾート」提供。アフタヌーンティーとご近所マップ、店内の様子は筆者撮影
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の情報は取材時(2025年4月)の情報に基づきます。最新の情報は店舗のホームページ等でご確認ください