農家の美人嫁が作る自然の恵み御膳と宮城名物”生どら”! 末吉にある古民家を再生した『廻農園カフェ』でボリュームたっぷり日替わりランチを実食 三田市
市街地から車で約30分、三田の端っこ”末吉”に新しくオープンした『廻農園カフェ(めぐるのうえんカフェ)』(三田市)。専業農家を営む店主夫婦が育てたお米や有機野菜など、新鮮な素材を使ったボリュームたっぷりのランチがいただけるお店です。
週末にだけ開店し、4月に開業したばかりにも関わらず”わざわざ”やってくるお客さんで賑わっています。
店主のキエコさんはアナウンサーを目指したこともあって、そのせいか姿勢や声がとてもキレイ。
かつてはバリバリのキャリアウーマンで、「農業をやりたい!」というご主人を応援するために神戸からの移住を決意。山からの一番水が流れてくるこの土地は、美味しいお米や野菜を作るにはもってこいの場所だと話します。
この場所でいろんな人がつながってほしいから、フロアにテーブルはひとつだけ。
隣に座ったお客さんとも気軽に会話を楽しんでみましょう♪
イングランド・デンマーク・オランダとヨーロッパ製で揃えたアンティークのチェア、貴重なデンマーク産の一枚板を天板に使用したテーブルなど、インテリアにもこだわった彼女のセンスが詰まった空間です。
2階には子連れやグループに最適な座敷やテーブル席、窓際のカウンター席など場面に合わせて使い分けできそう。
アンティークを中心にセンスよく整えられた店内は、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせます。
旬の野菜を積極的に摂り入れている「週替わりランチ」。
おみそ汁は、宮城・今野醸造の糀味噌(白味噌)とミヤギシロメ(宮城大豆の代表品種)の自家製赤味噌を絶妙な配合でブレンド。白と赤のハーモニーをぜひ味わってみて。
メインは肉か魚のどちらかをチョイスできます。
昆布と鰹で丁寧にとったダシで作る「だし巻き卵」は、愛情たっぷり♡
香り高いニンニクの芽を使った「ニンニクのもやし炒め」。野菜の”芽や花”など、農家ならではの食材が添えられるのも楽しみのひとつ♡ほかにも、太くて歯応えのある宮城産の蕨を使った「わらびの酢漬け」など、数種類のおかずが楽しめました。
自家製コシヒカリをガス釜炊きした「白ご飯」は、つぶが立っていてツヤツヤ。珍しい山菜「コシアブラ」の香物がよく合います。バラエティ豊かなおかずとふっくらご飯に箸が進み、”食べ残す人は滅多にいないんですよ”という言葉に納得しました。
お腹に余裕がある人は、宮城の老舗菓子舗”内田菓子店”の直伝「特製生どら」を珈琲と一緒にどうぞ。
秋田産小豆を使った餡をホイップクリームにして皮で挟んだ”生どら”は、一度食べると病みつきになりますよ!
食事の後は中庭でぼーっとするも良し、アンティークの品々を眺めてみるもよし。
『廻農園』のお米や野菜も購入可能で、自宅でもぜひ食べてみて、とのこと。美味しいご飯、澄んだ空気、バイタリティ溢れる店主と三拍子揃った、三田で注目の”里山カフェ”。パワーチャージできること間違いなしです。
場所
廻農園カフェ(めぐるのうえんカフェ)
(三田市末吉21)
営業時間
11:00〜16:00
営業日
金曜日、土日祝
席数
席数 28席
1Fカウンター・2Fカウンター・テーブル・座敷あり
駐車場
あり(無料)
15台