初サントリーホール、初協奏曲の次は、初のフェス!『Budo Classic Festival 2026 〜SUPER BEST〜』開催決定
2026年5月2日(土)秩父ミューズパーク 野外ステージにて『Budo Classic Festival 2026 〜SUPER BEST〜』が開催されることが決定した。
音楽への復帰を目指して、7年前の12月4日にカナダから帰国したピアニストBudo。ここ2年、この12月4日という日には、初のサントリーホール公演やパシフィック・フィルハーモニア東京 定期公演でのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」共演など、翌年に開催するエポックメイキングなイベントを自身のYouTubeチャンネルにおいて発表してきた。そして今年2025年の12月4日に発表となったのは『Budo Classic Festival 2026 〜SUPER BEST〜』。クラシックをリラックスして自由に楽しめる、野外でのクラシック音楽フェスを目指すことを自身のYouTubeチャンネルで語っている。
ゲストには、これまで共演を続けてきた新世代のクラシック系YouTuberたちが勢揃いする。2026年3月に二度目のBunkamuraオーチャードホール公演を行うことを発表したヴォーカル・ユニット リアル・トラウム。彼らとBudoの縁は「魔王」のストリートピアノ共演に始まり、完売となった今年2月のオーチャードホール公演にはBudoを招いている。さらに、今年3月の岡山での公演を皮切りに、ともに2台ピアノの世界を熟成させてきたフリースタイルのピアニスト ござ。3月に共演を控える盟友=モDこと塩﨑基央と、彼が率いるネコフィルことNext CosMo Philharmonic。さらに、うっつー先生率いるUnion Symphonic Bandなる社会人の人気吹奏楽団も登場。カナダから日本に戻ってきて以来7年間にBudoが広げてきた「オンガクノワ」(Budo自らがそうメンションしている)が見事に実った形と言えよう。
席種は、座席ありの指定席。今回のフェスのビジュアルは、Budoがこの9月にゲスト出演した、東京音楽史管弦楽団によるパガニーニの特集コンサート(『パガニーニ 情・妙・技・巧』)で知り合った、『漫画 パガニーニ -悪魔と呼ばれた超絶技巧ヴァイオリニスト-』著者・やまみちゆかが担当。本ビジュアルは近日公開予定とのことだが、先行して、犬化したBudoのビジュアルが公開されている。
開催決定と同時に発表となった曲目によると、リサイタル同様に「クラシック音楽のおいしいとこどり」というコンセプトは健在。ネコフィルとのピアノ協奏曲祭は古今東西のコンチェルトの有名楽章が大集合している模様だ。曲目を含めたフェスの詳細は近日公開となる。
文責:神山薫